ブルーレットおくだけをトイレのタンクに置いたばかりなのに、1日ももたずして空っぽになってしまっていることが良くあります。また、その逆で中の液体が何日経っても減らないということもあります。この二つには間違った使い方の共通点があり、正しい使い方ができていない明確な理由があります。当記事では、なぜすぐなくなるのか・なぜ中の液体が減らないのかの双方の原因を分析し、原因別に正しい使い方を紹介します。
ブルーレットおくだけの使い方大前提!止栓は開けないこと
ブルーレットおくだけのパッケージ、そして販売元の小林製薬の公式サイトにも記載されていますが、止栓は開けて装着するのではなく、下容器の挿し口で止栓を突き破って装着します。止栓を開けて装着すると下容器との間に大きな隙間がうまれ、中の液体がすべて流れ出てしまうので注意です。
ブルーレットおくだけがすぐなくなる原因と対策
下容器が小林製薬が販売する純正のものではない
ブルーレットおくだけの下容器に、「小林製薬」のロゴが記載されていますでしょうか?薄くて見にくいかもしれませんが、下容器の中心部に小林製薬のロゴがあれば、小林製薬が販売するブルーレットおくだけの純正下容器です。また、ブルーレットおくだけを購入する際に、液体が入った上側と下容器がセットになっている商品を購入した場合は純正下容器であることに間違いありません。
小林製薬純正ではない下容器に装着すると、上側としっかり密着させることができず、隙間が生まれて漏れ出してしまいます。ブルーレットおくだけは液体が入っている上側だけ交換できるように、上側だけ販売しています。上側と下容器のセットを購入すると300円前後しますが、上側だけの購入ならそれより安く買えます。しかし、薬局やドラッグストアでブルーレットおくだけの類似商品の下容器だけ安く売られていることもあり、初回購入時にブルーレットおくだけの上側と、小林製薬ではない下容器を別々で購入してしまうことがあります。
こんなに違う下容器の形状
小林製薬純正の下容器と、間違って購入した他社の下容器を比べると形状に大きな違いがあることに気づきます。
写真右下の黒い容器が他社の下容器ですが、写真上のブルーレットおくだけ液体側の形状と全く違うことが分かります。これではピタッとはめることができず、液体が漏れ出してしまうのも納得ですね。ブルーレットおくだけの下容器は、液体と別々で購入せず、最初はセットで購入するようにしましょう。
止栓をちゃんと突き破っていない
何日経ってもブルーレットおくだけの液体が減らない場合には、下容器の突起物が止栓を突き破っていない可能性があります。止栓を閉めたまま、下容器の突起物が止栓を突き破るよう当てがい、上側と下側をグッと手で挟んでカチッという音が鳴るまで押し込みましょう。カチッという音が鳴らずまま、なんとなく装着できたかな…?という状態の場合は、しっかり穴を突き破っていない可能性があります。なお、強く押し込んでいるのに全然カチッという音が鳴らない場合は、下容器が小林製薬純正の商品ではない可能性を疑いましょう。純正ではない下容器はブルーレットおくだけの液体側と形状がまったく違うので、押し込んでもカチッという音が鳴りません。
カチッと装着する際に液体が漏れ出さないよう、下容器を上側にして装着するようにしています。スムーズに装着できれば逆さにしなくても装着時に漏れ出すことはないですが、逆さにすれば漏れ出す可能性はほぼゼロです。女性でも簡単に装着できるほどの力で装着できます。
ブルーレットおくだけの純正商品なら、簡単に正しい使い方ができる
ブルーレットおくだけが一日ですぐ無くなってしまう場合、そして中の液体が全然減らないというケースのほとんどが、純正商品の下容器を使用していないことによる原因が考えられます。両方とも経験したことがありますが、純正商品ではない下容器だと強く押し込んでも止栓を突き破ることが難しく、なんとか突き破ることができたとしても密着せず漏れ出してすぐ無くなってしまいます。ブルーレットおくだけが正しく使えていないなと感じる方は、一度下容器が小林製薬のロゴが記載された純正商品であるかを確かめてみましょう。
正しくブルーレトおくだけを設置して20日後
追記(2020.8.19)
ブルーレットおくだけを正しい方法で設置して20日後、液体の減り具合を確認したところ、ちょうど半分に差し掛かったくらいでしょうか。これまで1日ですべての液体がなくなっていましたが、ちゃんと正しい方法で設置したら20日後でもちゃんと液体が残っていました!
純正のブルーレットおくだけをセットで購入すれば問題なく「少しずつ」流れ出てくれましたよ!
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