壁紙の経年劣化による黄ばみを落とす3つの洗剤

壁紙の黄ばみの右側半分をセスキ炭酸ソーダで除去した おしゃれ部屋作り

壁紙に付着した黄ばみは、掃除でよく使用する洗剤で落とすことができます。ただし、その黄ばみが付着した原因に応じて洗剤を選び使用する必要があります。汚れによって黄ばみが落ちない洗剤もありますが、その場合はそれぞれ順に使って落としていくというのもコツです。経年劣化のような壁紙の黄ばみは色々な汚れが入り混ざっていてどの洗剤で落ちるか特定できないため、順に使うことで落とせる汚れを落とします。当記事では、壁紙の黄ばみの落とし効果が高い3つの洗剤を実際の黄ばみに対して使う実証実験とともに紹介いたします。

アウトドアと観葉植物が好きな37歳(男)。広告代理店勤務ですが、撮影スタジオのインテリア責任者も務めています。土日は釣り、テニス、カフェやインテリア雑貨巡り。30以上の観葉植物を生育中。スイーツ好きで、特にドトールのかぼちゃタルトが大好きです。慢性的な腰痛を直すために、日々姿勢改善など取り組み中。

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壁紙の黄ばみをセスキで落とす

壁紙の黄ばみが手垢や皮脂、つまりよく手や足が触れることで付着した場合には、セスキが落とし効果を発揮します。手垢や皮脂は酸性の性質を持ち、逆のアルカリ性洗剤を使うことで中和し、落とせるようになるというのがカラクリです。玄関で靴を履く際に壁に手を添えることで日々蓄積した黄ばみ、机の下で足裏が壁に触れて蓄積した黄ばみ、ソファーにもたれかかることで髪に付着した皮脂や油汚れが壁に触れて蓄積した黄ばみなど、人の手足などが壁に触れて黄ばんでいくケースはたくさんあります。このようなことが原因として考えられる場合にはセスキを使用しましょう。

セスキ炭酸ソーダで壁紙の黄ばみを落とす

市販のセスキ炭酸ソーダを、黄ばみがついた壁紙に吹きかけます。セスキは重曹やクエン酸と違い、すでにスプレーとして市販されていることが多いので、とても使い勝手が良いです。黄ばみ以外にもキッチンの油汚れなどにも使用することができるので、一家に一つは置いておきたいですね。

壁紙に付着した黄ばみにセスキ炭酸ソーダを吹きかける

壁紙に付着した黄ばみの除去前後を比較するため、黄ばみ全体の右側のみにセスキ炭酸ソーダを吹きかけました。壁紙を剥がさないよう、クロスで優しく拭き取ります。セスキ炭酸ソーダを吹きかけているので、クロスは水に濡らさず乾いたままでOKです。

壁紙の黄ばみに吹きかけたセスキ炭酸ソーダをクロスで拭き取る

黄ばみの拭き取った箇所にくっきり境界線ができるくらい、壁紙から黄ばみが除去できたことが分かります。

壁紙の黄ばみの右側半分をセスキ炭酸ソーダで除去した

壁紙の黄ばみをキッチンハイターで落とす

キッチンではマグカップに付着したコーヒー汚れを落としたりと活躍するキッチンハイターですが、壁紙の黄ばみ落としにも活躍します。セスキは弱アルカリ性ですが、キッチンハイターはアルカリ性で、セスキより強いアルカリ性洗剤です。よって、セスキでは落としきれなかった黄ばみはキッチンハイターを使うのが良いでしょう。

キッチンハイターで壁紙の黄ばみを落とす

キッチンハイターを壁紙の黄ばみに吹きかけ、壁紙の黄ばみを除去します。セスキのような弱アルカリ性洗剤でも落とせた黄ばみなので、落とせて当然ではありますが、例としてしっかり落ちることを証明したいと思います。

壁紙に付着した黄ばみにキッチンハイターを吹きかける

キッチンハイターは泡洗剤なので、泡が黄ばみ汚れを浮かせた後にクロスで拭き取るのが望ましいですが、壁紙の素材を柔らかくしすぎてしまい拭き取る際に壁紙を破いてしまう可能性もあるので、1分だけ放置して拭き取りました。壁紙の黄ばみの左半分のみ落としてみた結果が下記写真です。キッチンハイターでも壁紙の黄ばみを落とすことができました。

壁紙の黄ばみの左側半分をキッチンハイターで除去した

壁紙の黄ばみをカビキラーで落とす

カビキラーは浴室や洗面所など湿気が多く黒カビが付着してしまったような汚れ落としに活躍しますが、強い黄ばみ汚れにも効果を発揮します。キッチンハイターと同様、セスキより強いアルカリ性です。壁紙に吹きかけて放置しすぎると壁紙を痛める可能性があるので、吹きかけて1分で拭き取ります。

壁紙に付着した黄ばみにカビキラーを吹きかける

カビキラーで壁紙の黄ばみを落とすことができました。カビキラーは少し強い匂いがするので、換気をしながら作業するようにしましょう。

壁紙の黄ばみをカビキラーで除去した

壁紙の経年劣化による黄ばみはまずアルカリ性洗剤で落とす

様々な汚れが付着している経年劣化の黄ばみには、まず手垢や皮脂の汚れを落とします。強くしつこい汚れともなると弱アルカリ性のセスキ炭酸ソーダでは落とせない場合もあるので、その場合にはキッチンハイターやカビキラーを使いましょう。これでも落ちない場合は汚れがアルカリ性の汚れが混ざっている可能性もあります。その場合には、クエン酸水など酸性の洗剤を使って落としてみると良いでしょう。ぜひ、お試しください。

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