「カロリー」って最近では私達の生活でもよく聞くようになりましたね。やはり「ダイエット」「健康」について考えることが多くなっているからでしょう。特に女性はカロリーを気にする方が多いのではないでしょうか?カロリーには「摂取カロリー」と「消費カロリー」があります。摂取カロリーはそのまま「取り入れる」カロリーのことを指します。このカロリーが増えすぎてしまうと太る原因の一つとなってしまうのですね。今回はそんな「摂取カロリー」について、女性の一日の摂取カロリーはどれぐらい必要なのか?ダイエットの場合は?などについて調べてみました。
女性の一日の必要な摂取カロリーを計算してみよう
「摂取カロリー」は人によって差があります。男性と女性でも違いがありますし、もちろん体重によっても変わってきます。そこで自分が1日を生活するために必要な摂取カロリーはどれぐらいなのか?について計算してみましょう。
基本的に必要な「摂取カロリー」は「基礎代謝量」×「身体活動レベル」で計算されます。最近の体重計では基礎代謝量まで計測できるものもありますが、自分で計算しなくても身長、体重、身体活動レベルを入力するだけで「摂取カロリー」を計算できるサイトも多数あるのでチェックしてみてください。
女性の一日の摂取カロリー【ダイエットの場合】
自分の一日で必要な「摂取カロリー」が解ったところで勘違いしないでほしいのは、「その摂取カロリーよりも減らしたら痩せる!」と思ってしまうことです。間違ってはいないのですが、気をつけてほしいのは「摂取カロリー」と「基礎代謝量」を間違えないことです。「基礎代謝量」は普段の生活を行うために必要な最低限のカロリーです。これ以上減らしてしまうことは健康にも影響を及ぼしてしまうので注意しましょう。
例えば、年齢30歳、身長165cm、55kgで普段の身体活動レベルが普通の方の基礎代謝量は1194kcalです。かなり少ないですね。この場合の理想とされる摂取カロリーは2089kcalとされています。もし、ダイエットを考えた場合はこの「理想とされる摂取カロリー」よりもカロリーを減らすことがポイントです。決して「基礎代謝量」よりもカロリーを減らさないように注意しましょう。
ちなみに2000kcalとなると、3食しっかり食べることができる量です。主食、汁物、副菜をバランスよく取ればだいたい2000kcalとなるでしょう。しかしここで注意してほしいのは「間食」や「ファストフード」です。間食をしっかり食べたい、と考えるのであれば3食の摂取カロリーを考えなくてはなりません。また、「ファストフード」ではハンバーガー、ポテト、ジュースとなると軽く1000kcal近くなる場合がありますので注意してくださいね。
女性の一日の必要な摂取カロリーを取るためには
それでは実際にダイエットとして摂取カロリーを考えたい場合はどうしたら良いの?という点ですが、1キロの脂肪を消費するのに必要なカロリーは7200kcalです。そこで、1ヶ月で1キロ落としたい、という場合には1日あたり240kcalいつもより摂取を減らすか、消費するという形になります。
食べるのは減らしたくないから消費したい!と思われるかもしれませんが、240kcalを運動で消費するとなると1時間程度の運動が必要となってきます。お茶碗1杯のカロリーがだいたい200kcalとなるので夜だけ主食を抜く、というだけでも効果があります。
もっと摂取カロリーを減らしてどんどん痩せたい!と思われるかもしれませんが、先程の「基礎代謝量」以下に摂取カロリーを減らすのはもちろんNGです。また、1ヶ月で減らす体重は現在の体重の5%が理想とされています。体重50キロであれば2.5キロですね。それ以上減らしてしまうと、リバウンドの可能性が高くなってしまいます。
できるだけ早く減らしたい!と焦ってしまいがちですが、無理やり摂取カロリーを減らして体に不調を起こすダイエットよりも、健康的に少しづつ減らしていったほうがリバウンドも少ない上にメンタル面への負担も少ないです。特に女性は生理不順などの危険があるので注意しましょう。
女性の一日の必要な摂取カロリーを把握して健康な生活を送ろう
今回は女性の一日の必要な摂取カロリーについて調べてみました。ダイエットにカロリーが重要、と解っていても、摂取カロリーや消費カロリーに関する知識はあまり無かった、という方も多いのではないでしょうか?実際にダイエットをしよう!と思うとついついカロリーをどんどん減らす方向に行ってしまいがちですが、摂取カロリーに対するきちんとした知識を身につけておかないと体を壊してしまう可能性があります。
闇雲に運動したり、むやみやたらに食事制限をしてもバランスの悪い不健康な体になってしまいます。せっかくダイエットをするのであれば、女性らしいバランスの良い体を手に入れたいですよね。健康的にダイエットをするためにも、摂取カロリーに関する知識や体に必要な栄養素などをきちんと学んで、リバウンドしにくい健康的な体を手に入れましょう!
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