ステンレスの錆落としにはお酢、クエン酸、重曹、歯磨き粉が使用でき、その中でもお酢が最も落とす効果があります。しかし、これら洗剤がなくても100円均一ショップで購入できる「ダイヤモンドパフ」があればもっと簡単に錆びを落とすことができます。さらには、お酢や重曹では落としきれなかった頑固な錆はむしろダイヤモンドパフでなければ落とせないことも。当記事では、お酢や重曹で落としきれなかった頑固な錆をダイヤモンドパフで落とす様子を、実証を通して紹介します。
ステンレスの錆落としは100均のダイヤモンドパフが良い!
ダイヤモンドパフとは、人工ダイヤモンドをメラミンスポンジの上に貼り付けたもので、鏡の上にできた頑固な水垢を落とす際によく使用されます。100均で売られているのをよく見ますが、Amazonを中心とした通販でも購入することができます。
水垢もクエン酸や重曹といった酸性洗剤で落とすことから始めますが、お風呂で長い間放置して蓄積してしまったような頑固な水垢は、ダイヤモンドパフのような道具を使って研磨して落とす必要があります。頑固な水垢落としと同様、ステンレスにできた錆落としにもダイヤモンドパフが使えます。
ステンレス製シンクにできた錆を落とす
今回は検証としてステンレス製シンクにできた錆を落としていきます。ステンレス製シンクの上にスプレー缶を置きっぱなしにしてしまったことより、缶が付着していたところに沿って錆ついてしまいました。ある程度クエン酸や重曹を使って除去を試みましたが、強く錆びてしまったところだけは落としきれず残ってしまいました。
この強く錆びてしまった箇所に少し水滴を落として湿らし、ダイヤモンドパフで錆びている箇所だけを擦っていきます。ダイヤモンドパフは研磨するので、削り過ぎないよう様子を見ながら適度に研磨量を調節するようにしましょう。錆びていない箇所を研磨したくない場合はダイヤモンドパフを少し傾けて角を使いながら上手に錆びている箇所だけを研磨していくと良いでしょう。
少し擦ると水が黒くなります。ステンレスを研磨している証拠ですね。
錆びている箇所がどのくらい除去できたかを細かく確認しながら、最後にキッチンペーパーなどで乾拭きすればキレイに錆が落ちたことが分かります。ダイヤモンドパフで擦った箇所だけがキレイになっていることが分かります。
ステンレス製シンクやハサミにできた頑固な錆には100均のダイヤモンドパフで研磨
ハサミやニッパーなどステンレス製のものに対しての錆落としすべてにダイヤモンドパフが使用できます。錆落としにいきなりダイヤモンドパフを使うのではなく、最初はお酢などで簡単に落ちる錆を落とし、それでも落ちない頑固な錆にはダイヤモンドパフを使うのが良いでしょう。ダイヤモンドパフは研磨して落としているので、擦り過ぎると錆びていない箇所まで研磨してしまうことになります。擦りながらこまめに研磨量を確認し、ちょうど良いタイミングで終えるようにしましょう。ぜひ、お試しください。
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