ドラセナコンシンネを買った当初は葉がピーンとしていて上に向かって伸びていたけど、何ヶ月か経つと葉が垂れ、復活させたいとお悩みの方がとても多くいます。育てる環境が間違っているのか気になりますね。ですが、ドラセナコンシンネは葉が伸びるとその重みで下垂れます。つまり、それが通常であり、健康に育っている証拠です。とはいえ、そのフォルムがあまりにも垂れていて育て始めた当初と全然違う姿に不安を抱いてしまいます。当記事では、ドラセナコンシンネの葉が垂れて弱っているんじゃないかと不安な方へ、ドラセナコンシンネの正しい育て方を紹介します。今、ドラセナコンシンネを育てている状況と照らし合わし、もし違う点があれば改善してみてください。
日当たり良好な場所が大好き!
ドラセナコンシンネは日の光を好み、直射日光が当たるくらいの日当たりが良い場所を好みます。真夏の暑い時期のような日差しが強い時期だと直射日光が当たると葉焼けを起こしてしまう可能性がありますが、それ以外の比較的涼しい時期や寒い時期は一日数時間ほど直射日光が当たり、それ以外の時間帯は比較的明るい日陰となるような場所が良いでしょう。室内で生育している場合には、レースのカーテン越しの窓際のような明るい日陰だとスクスク育つでしょう。
冬の寒い時期は室内の暖かい場所に移動
冬の寒い時期に庭などの屋外に置いている場合は、寒さに耐えきれず枯れてしまう可能性が高いです。元気なまま越冬させるためには、室内の中でも特に暖かく湿度が高い場所に移動してあげましょう。冬の時期は日当たりが良い窓際は外気の気温の影響を受けて冷えていることも多いので、日当たりよりは温度・湿度の高い場所を優先した方が良いです。特に寒い冬の間に弱ってしまうことが多いので、気を配ってあげましょう。
水やりはたっぷり
ドラセナコンシンネは春から秋、特に夏の間はたくさん水やりしてあげるとよく育ちます。一般的な観葉植物と同様に、土が乾いたら鉢全体に水が行き渡るくらいの水をたっぷりあげましょう。水受けから水やりした水が少々漏れてくるくらいが良いでしょう。
冬はほどほどに
ドラセナコンシンネは冬になると生長が鈍化します。生長に応じた水分を与える必要があるので、生長が鈍化したらその分水やりも抑えてあげる必要があります。よって、冬は春から秋の間にあげている水分量より少なめにしてあげると良いでしょう。しかし、例えば日当たりが良く室内温度も常に20℃以上、加湿器で湿度も60%近くをキープしていることで、冬でもドラセナコンシンネが新芽を出しているというような状況なら、春から秋と同様に水をたっぷりあげても良いかと思います。このように、ドラセナコンシンネの生長度に合わせて水やりをしてあげることが大事です。
土はゴールデン粒状培養土が良い
ドラセナコンシンネを植える土は観葉植物向けであればだいたいOKですが、個人的には水はけが良くコバエ対策にもなるゴールデン粒状培養土がオススメです。観葉植物にとって水はけの良い土はとても重要で、適度な空間がある土壌環境は根っこが水だけでなく空気も吸うことができます。根っこで効率的な水分と空気を吸い、その栄養を株全体に行き渡らせることにより、より生長を促すことができるでしょう。
コバエが発生しにくいゴールデン粒状培養土
ドラセナコンシンネの生長には関わりない事かもわかりませんが、室内で生育している場合はコバエの発生を予防するための対策としてゴールデン粒状培養土は正しい選択です。コバエの一種・キノコバエは、土の表面数センチに卵を植え付けます。観葉植物の土に含まれる有機物を餌に孵化したコバエが部屋の中を漂うだけでもかなり鬱陶しいです。ゴールデン粒状培養土はコバエが餌とする有機物を含まない無機物ということもあり、コバエが卵を産み付けにくいとされています。観葉植物の生育環境として優れているだけでなく、コバエ対策としても優れたゴールデン粒状培養土に植えてみてはいかがでしょか。
ドラセナコンシンネの葉が垂れるのが気になったら、育てる方法を見直してみよう
ドラセナコンシンネが小さくまだ苗くらいの頃はピンと上に跳ね上がるような葉っぱですが、育って大きくなってくるとその葉の重みから下に垂れるようになります。それが少し弱っているように見えることもあり心配になりますが、育て方が間違っていないのであればそれは生長した証。心配する必要なく、そのまま大事に育ててあげると良いでしょう。ぜひ、ご参考にしてください。
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