布団を圧縮袋に入れて何日か経つと、圧縮袋の中に空気が入ることで膨らんでしまうとお悩みの方。圧縮袋は劣化もなく穴も空いてないのに、なぜか膨らんでしまうこと、ありますよね。実は圧縮袋の締め方による問題がほとんどで、ほんの一手間加えるだけで圧縮袋は膨らまなくなります。当記事では、クローゼットに入れたシーズンオフの布団圧縮袋を、時間が経過しても膨らまなくする方法を紹介します。
布団圧縮袋がすぐ戻るのはジッパーに付着するホコリの隙間から空気が漏れて入るから
どこかから空気が侵入しているのではなく、紛れもなくジッパーから空気が入っています。しっかり塞いだと思っても、布団を圧縮袋に入れている最中や幾度か使用した圧縮袋の場合はジッパー付近にたくさんのホコリが付いています。下の写真は、買ったばかりの圧縮袋を初めて開封したのに、圧縮袋に入れる作業中にホコリが付着しました。写真を撮って気付きましたが、まさか買ったばかりの圧縮袋でもこんなに付着しているとは思いませんでした。このホコリから漏れて空気が圧縮袋に侵入し、時間をかけて圧縮袋が膨らむのですね。
布巾や雑巾でホコリをしっかり拭き取ってから圧縮袋のジッパーを閉じる
ジッパーを閉める前に布団の圧縮袋のジッパー部分を拭き取ることはメーカーが公式に推奨している場合がほとんどです。圧縮を長く維持できるよう布巾でジッパー周りを拭き、そのまま放置することなくすぐにジッパーを閉めてしまいましょう。
ジッパーは付属のスライダーを使用して閉じること
初めて購入した場合は付属のスライダーを使用しているかと思いますが、2回目以降になるとスライダーをどこに収納したか分からなくなり、手で閉じていませんでしょうか。手で閉じた後にスライダーで念の為閉じてみると「パチッ」という音がします。あの音こそ、手では閉じきることのできなかった小さな隙間です。割とこの原因も、ジッパーのホコリ拭き取り忘れの次に多いように思います。
スライダーを無くしたら
1シーズン目は買ったばかりなのでスライダーがないなんてことはないと思いますが、圧縮袋を再利用する2シーズン目は、スライダーをどこに収納したか分からないなんてことありますよね。スライダーのみ購入するか、100円ショップで安い圧縮袋を購入するか、急ぎの場合は滑りのいい乾いた布巾などで閉じましょう。確実なのはスライダーを使用することですが、ない場合は滑りのいい布で代用して閉じること。決して、手だけで閉じてしまわないようにしましょう。
布団圧縮袋の劣化による原因で膨らむ
ジッパー付近のホコリ除去、そしてスライダーを使用してジッパーを閉める。この2つをやったにも関わらず圧縮袋に空気が入る場合は、圧縮袋そのものに問題があります。買ったばかりではなく1シーズン越えて使用した場合はどこかに穴か亀裂があることが考えられます。買ったばかりなのに空気が入って膨らんでしまう場合は、圧縮袋が安価すぎてジッパー部分の品質が悪く、空気が漏れて侵入してしまっている可能性が高いです。
買い求めやすく品質の高い布団圧縮袋
今回、布団圧縮袋の検証として使用したのはVacplusの布団圧縮袋ですが、Amazonレビュー数3,239個中で星4.4(2021年4月9日時点)。コメントを見て分かる通り満足の声が多く寄せられています。空気ポンプを使用して空気を抜くので掃除機不要であること、そして何より空気を抜くのがとても簡単ということ!一番使いやすいと思ったのは、ポンプと空気の抜き出し口がネジ構造になっていて、ポンプを回すと口にガチッとハマり、回さない限り取れないということでした。
空気を抜く作業中に口が空いたり、何かと圧縮袋の空気を抜く作業というのは簡単ではないです。このVacplusはその空気を抜き作業をすごく簡単にしてくれています。
布団圧縮袋が膨らまないように、ジッパーを拭いてスライダーで閉じよう
布団圧縮袋を使っているのに圧縮できていないのでは本末転倒。メーカーが推奨しているとおり、ジッパー部分のホコリをしっかり拭き取り、その後すぐにスライダーで閉じれば通常半年間は圧縮したままを維持できます。時間が経つと圧縮袋が膨らんでしまうという方は、ぜひお試しください。
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