空き箱がなかなか捨てられないことにより、クローゼットや押入れがすぐいっぱいになってしまいます。捨てることができれば、かなりのスペースが生まれるのは分かっていますが、それができないのもちゃんと理由があります。当記事では、家電などの空き箱を生活スペースの邪魔にならないように保管する方法を紹介します。
空き箱が捨てられない、むしろ捨てるべきではない
家電を入れていた空き箱は、メルカリやオークションなどで売る際に入れて出品すると高い値段で売ることができます。また、引っ越しの際にはヒーターや空気清浄機は購入時に梱包されていた箱だとぴったりサイズで壊れることなく運ぶことができるため、なかなか捨てることができません。クローゼットや押入れにあった不要な物をかなり厳しい目で断捨離した身ですが、これらを理由に家電の箱は捨てられませんでした。捨てることを決断するより、収納方法を工夫することとしましょう。キーポイントは、空き箱は軽いということです。
空き箱は突っ張り棚に保管する
突っ張り棚は、通常洗面所でタオルの収納に使ったりしますが、服や布団など重たいものには耐えられません。ですが、空き箱は軽いです!軽いなら、突っ張り棚で新たなスペースを作り、そこに重ねて保管すれば良いのではないでしょうか。
空き箱収納で狙い目の場所はトイレ
突っ張り棚を張れる場所がないよ!という方、実はトイレは天井付近はガラ空きであることが多いです。トイレは匂いが気になることからそもそも置けるものが限定されます。ですが、空き箱です。捨てようか迷うくらいのものです。さらに、突っ張り棚が張れるちょうどよい狭さがとても都合良いです。
どうしても匂いが気になるなら、袋で包んでしまう
空き箱といえどやっぱりその匂いが気になるならば、75リットルくらいの大きなゴミ袋にすべての箱をいれてしまい、突っ張り棚の上に置くと解決します。袋が箱への匂いの付着を防いでくれるでしょう。
突っ張り棚を設置して空き箱の収納スペースを作る
空き箱の大きさにもよりますが、トイレの天井付近なら割と大きな空き箱も収納できるでしょう。多くはトイレの奥側に突っ張り棚を設置しますが、奥側にすでに常設された棚がある場合には、トイレのドア側でもOKです。固定できればどこでもOKでしょう。
奥行きがある突っ張り棚がオススメ
突っ張り棚は伸縮して長さ調整できますが、長すぎる、短すぎるといったことがないよう予めメジャーで測りましょう。また、箱の数や大きさによってはその奥行きをどのくらいの長さにするかを決める際にもメジャーで測る必要があります。
奥行きはできる限り長いほうが収納できるスペースが広くなるのでオススメです。多少箱が突っ張り棚をはみ出ても問題ありませんが、小さい箱が多数ある場合にはこの奥行きが重宝され、たくさんの箱を置けるようになります。奥の方の箱が取り出しにくくなりますが、そもそも引っ越しの時かメルカリなどで売却する時以外取り出すことはないため、取り出しにくさが問題になることはないでしょう。また、現在自宅に保管している空き箱からさらに増えることも想定されるので、収納スペースが広いことに越したことはありません。
突っ張り棒の圧迫で壁紙に凹み跡ができてしまうのが気になる
置く物が空き箱なので、突っ張り棚の棒をそこまで強く張る必要はありません。しかし、その棒の後が気になるという場合には凹み跡を付けないためにダンボールを挟んだり、突っ張り棒の落下防止専用のグッズを壁との間に挟むことをオススメします。詳しくは下記記事を参照ください。
空き箱が捨てられなくても大丈夫、突っ張り棚なら賢く保管できる
空き箱のためにクローゼットを埋め尽くす、なんてとても勿体無い話です。クローゼットは収納スペースとして一等地で、カバンや下着など他に置きたいものがたくさんあります。そんな空き箱は収納スペースの一等地に置くべきものではなく、トイレのようなデッドスペースを活用して置くべき物と考えます。ぜひ、お試しください。
コメント