コンクリート壁に時計やアートなど掛けたいと思って接着タイプのフックを取り付けても、少し時間が経つと剥がれ落ちてしまうことが多々あります。コンクリート壁は近付いてよく見ると小さな凹凸があり、両面テープや接着タイプのフックを貼り付けても凹凸から空気が侵入して簡単に剥がれてしまいます。そこで当記事では、コンクリート壁の凹凸にもしっかり接着するフックを紹介します。
粘着タイプのフックを使えばコンクリート壁にもしっかりくっつく
実は今回、実際に当局オフィスのコンクリート壁にフックを貼り付け、観葉植物を吊るしたいということで様々なフックを貼り付けることに試みましたが、ほとんどのフックが数時間から一日経過すると落ちてしまう結果となりました。最終的に見つけたフックはKOKUBOさんの「くりぴた粘着フック」です。
大きさによって耐荷重が変わりますが、耐荷重200gの小さいタイプを使用して確かめます。
粘着側のテープを見る限りではこれまでチャレンジしてきたフックと変わりないのですが、粘着テープが他のものに比べ少し厚めかな、という印象があります。
凹凸が激しいコンクリート壁にフックを付ける
当局オフィスの壁は特殊なペンキを使用していることから、通常のコンクリート壁よりさらに凹凸が激しいタイプです。
外壁やブロックとなるとさらに凹凸が大きくなり、細かい粉や粒のようなものも付着しているので難しいかもしれませんが、だいたいの住宅のコンクリート壁でも耐えると思います。
粘着テープがしっかりくっつき、少々指で下に体重をかけてもグラグラすることはありません。
コンクリート壁に取り付けたフックに200gの重さを掛けてみる
200gの重しを掛けてみて、フックが剥がれて落ちてしまわないかを確かめます。ちょうど200g前後のものが見当たらなかったので、霧吹きスプレーに水を入れてちょうど200g前後となるように調整したものをフックに掛けてみたいと思います。
200gに調節された霧吹きスプレーのボトルをコンクリート壁に取り付けたフックに掛けます。
スプレーボトルは安定し、このまま数日掛けっぱなしにしていても落ちることなく、ずっと安定していました。
賃貸物件のコンクリート壁に穴を開けずにフックを取り付けるなら、くりぴた粘着フックを使おう
今回はスプレーボトルを壁に掛けたかったのではなく、観葉植物を吊るしたいと思っていたので、観葉植物を掛けました。
実はこの観葉植物とポットは合計320gで、フックの耐荷重200gを大きく超える重さでした。それでもしっかり貼り付き続け、落ちることなくこのまま安定しています。コンクリート壁に取り付けられるフックはあまり多くなく、このくりぴた粘着フックはその中で唯一見つけたフックでした。パッケージ裏の説明に、貼り付けられる場所としてしっかりコンクリート壁が記載されています。メーカーもコンクリート壁に貼り付けられることを明示しているので、安心ですね。ちなみに今回、耐荷重200gのサイズ小で実験しましたが、サイズ大のものもあります。用途に合わせてご購入ください。
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