来客用の使わない布団の収納方法 – デッドスペースを使った収納術

収納場所に困る大きな布団 収納術

来客用の布団や、シーズンオフで数ヶ月以上は使わない布団の収納場所って難しいですよね。ほとんど使用しないのに、スペースを多く使う布団。とはいえ断捨離として捨てるわけにはいきません。当記事では、使用頻度が低いけど捨てずに置いておかなければならない布団を、スペースを多く使わずに収納する方法について紹介します。

アウトドアと観葉植物が好きな37歳(男)。広告代理店勤務ですが、撮影スタジオのインテリア責任者も務めています。土日は釣り、テニス、カフェやインテリア雑貨巡り。30以上の観葉植物を生育中。スイーツ好きで、特にドトールのかぼちゃタルトが大好きです。慢性的な腰痛を直すために、日々姿勢改善など取り組み中。

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使わない布団はデッドスペースに収納する

デッドスペースとは、クローゼットの奥などに生まれる使用しにくいスペースのこと。スペースとして空きはあるけど、そこに何か置くにもなかなか置けるものがないほどの隙間のことを指します。パズルを組み立てたようにピシッと隙間なく物が敷き詰められていれば良いのですが、クローゼットの奥は服やカバンなどを収納する以上、なかなか隙間なく置くことは難しいですよね。ですが、今回紹介するのはそういった物が置きにくくて使われていないデッドスペースに布団を収納します。

クローゼットの奥側に何も置いていない状態
衣装ケースと服との間にある隙間

数センチの隙間でOK!使わない布団をクローゼット奥にしまう

まずは使わない布団をクローゼット奥のデッドスペースを活用して収納した完成図をご覧ください。衣装ケースの奥にある花柄の圧縮袋がそうです。

クローゼットの奥に布団圧縮袋を立てて収納

クローゼットには服を掛けていて、服の下には衣装ケースを置いています。一人暮らしや家族住まいのマンションにあるクローゼットでよくある収納の仕方ですが、このようなクローゼットの奥の数センチの隙間があれば使わない布団は収納できます。

布団圧縮袋で使わない布団を薄く・硬くする

クローゼット奥に使わない布団を収納するために布団圧縮袋を使うことには2つ理由があります。まずはシンプルに薄くして小さいスペースにも収納できるようにするということ。そしてもう一つには硬くして自立するようにするという目的があります。

Vacplus布団圧縮袋の圧縮前後比較
布団圧縮袋の圧縮前後比較

冬用の羽毛布団を布団圧縮袋に入れて空気を抜くとこれだけ薄くすることができますが、それ以上に壁に立てかけられるようになるという点に注目です。クローゼット奥のデッドスペースに布団圧縮袋を立てかけて収納するためには、硬く自立することが重要です。

自立する布団圧縮袋

長期間空気が入らない布団圧縮袋を使うこと

とても簡単な方法ですが、当局で幾度か検証した際、布団圧縮袋をクローゼット奥に立てて収納して1ヶ月経過したころから空気が入って膨らんでしまいスペースを圧迫するという悩みが発生しました。さらに、圧縮直後は壁に立てかけて自立するほど硬かったのですが、空気が入ってしまうことで柔らかくなってしまい、クローゼットの下で横たわるようになってしまいました。これは、何シーズンか使った圧縮袋や、安価な圧縮袋を使用すると圧縮袋の目に見えない亀裂から空気が入ったり、閉める口のジッパーが劣化していて少しずつ空気が侵入していることが原因です。クローゼット奥で長期間何ヶ月も空気が侵入することなくずっと硬いまま自立させるために、Vacplusの圧縮袋を使用して再検証してみました。結果、半年経過してもカチカチのままで、自立し続けていました。Vacplusの圧縮袋はAmazonレビューも高く、圧縮作業も簡単であることからとても人気なのでオススメです。

Vacplusの圧縮袋を使っても空気が入って膨らんでしまう場合は、こちらの記事を参照し、膨らまないようにしましょう。

布団の圧縮袋が膨らむ?時間が経っても膨らまないようにする方法
布団を圧縮袋に入れて何日か経つと、圧縮袋の中に空気が入ることで膨らんでしまうとお悩みの方。圧縮袋は劣化もなく穴も空いてないのに、なぜか膨らんでしまうこと、ありますよね。実は圧縮袋の締め方による問題がほとんどで、ほんの一手間加えるだけで圧縮袋...

立てかけるだけだと倒れてきてしまう場合には

立てかけた布団圧縮袋が倒れないように、衣装ケースや服を支えとして活用できればベストですが、何も支えがなく立てかけるだけの状態だと、ちょっと触れただけで倒れてきてしまいます。こういった場合には、100円ショップで購入できるまな板スタンドを使って布団圧縮袋を挟んで置きます。

まな板スタンド

まな板スタンド以外にも、ブックスタンドも活用できます。ブックスタンドを2つ使えば幅の調節も簡単ですね。

ブックスタンド

2枚以上ある場合は布団袋に入れれば自立する

掛け布団や敷布団など複数ある場合は、これらをまとめて一つにできる布団袋に入れればOKです。100円ショップの布団袋で十分です。もともと圧縮されていない布団を入れる想定の布団袋なので、圧縮した布団袋なら3〜4枚は入りそうです。

100円ショップの布団袋に布団圧縮袋を複数入れてまとめる
100円ショップの布団袋に布団圧縮袋を複数入れてまとめる

ソファの下、または後ろに布団圧縮袋を収納する

クローゼットの奥はデッドスペースすらないくらい狭いという場合には、ソファなど家具の後ろに隠し、見えないよう収納するという方法もあります。ソファに脚があるタイプは下が空洞になっているので、十分おけるスペースがあります。脚がないソファの場合は、背もたれと壁の間に布団を挟み、収納します。圧縮袋で圧縮しているので、実際にソファの後ろに挟んで収納してもほとんどの幅を取りません。

ソファーの後ろに収納した布団圧縮袋の幅

100円ショップで購入した布団袋は、ソファが黒なので布団袋も黒を選び使用しています。白やグレーなどソファの色や壁の色に合わせて使用することで、より目立たないようカモフラージュすることができます。そもそも布団圧縮袋で薄くなった布団はそこまで目立つことはないのですが、角度によっては見えます。目立つ色の布団袋を使わず、他のものと色を同化させることがコツです。

横や上から覗こうとしないと、ソファに隠れていて布団袋が見えることはありません。

ソファで隠れて全く見えない布団収納

布団はベッドなど大きな家具があれば収納できる

ソファで説明しましたが、ソファが置けない単身用のワンルームマンションのような小さな部屋の場合は、ベッドの下、側面、または後ろなどに挟んで置くことができます。ピタッとくっつけているベッドを少し幅をもたせて置き、そこに布団を入れた圧縮袋を挟みます。

布団の収納は、クローゼットが狭い家でも圧縮袋の縦置きで収納できる

薄くなった布団圧縮袋であれば、あとは収納する場所を考えるだけです。薄くなっているので、壁に這わせればその存在は気になりません。クローゼットが狭いとは言えど、奥側の壁に立てて這わせられれば一番目立たず収納可能です。それが叶わなかったとしても、ソファやベッドで細い隙間を作り、そこへ立てかけることで見事目立たせずに置くことが叶うでしょう。ぜひ、お試しください。

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