コンクリートタイプの壁は部屋全体の雰囲気を落ち着かせてくれるため、とてもお洒落ではありますが、通常の壁と異なり画鋲などを指す事ができませんよね。そのためポスターなどの絵を飾ろうとしても、しっかりと固定をすることが難しいです。
この記事では、私が試したコンクリートタイプの壁に絵を飾る方法の中でも、「気軽さ」「耐久性」「デザイン性」に優れたマグネットで固定する方法を紹介致します。
コンクリートの壁に絵を飾るには「マグネット」が一番良い
穴を開けることができないコンクリートの壁では、「両面テープ」で接着をすることが多いでしょう。しかし、額縁が重いものなどは、しばらく経過をすると落下してしまいとても困っていました。そこで様々な方法を調べていると、用途は異なるのですが「磁石(マグネット)」を使用した方法を見つけました。この方法をコンクリート壁にも実施してみたところ、非常に優秀でしたので、手順を追って紹介していきます。
必要なアイテム
必要なアイテムは、
- マスキングテープ
- 超強力マグネット
- 瞬間接着剤(アロンアルファ)
の3点のみです。この他に、印を付けるためのペンやチョークなどがあると作業しやすいでしょう。マグネットはダイソーのものでも十分ですが、市販の強力なものでも問題ありません。
接着剤はアロンアルファのような速乾性タイプであると、乾くまでずっと抑えておく必要がなくなり、作業をしやすいです。
作業手順
- 飾り付ける絵の額縁にマスキングテープを貼る
写真のように、額縁の裏柄(壁との設置面)にマスキングテープを貼ります。この上にマグネットを瞬間接着剤で貼り付けることになりますが、マスキングテープを貼ることで額縁を保護する事ができます。今回は、額縁の上下の箇所のみに設置をしていきます。 - マグネットに印をつける
磁石にはS極とN極があるので、間違えないように印をつけておきましょう。油性ペンだと落ちてしまうので、私はマスキングテープを小さくカットして貼りつけました。2つで一つのペアを作り、くっつかない面に印を付けておくとわかりやすく、接着時に作業しやすいです。 - 飾り付ける絵の額縁にマグネットを付ける
額縁の裏に貼ったマスキングテープの上にマグネットを瞬間接着剤で固定します。今回は上3箇所、下3箇所の合計6箇所にマグネットを固定します。 - 飾り付ける壁側にもマスキングテープを貼る
額縁を飾り付ける部分と同じ箇所のコンクリート壁にマスキングテープを貼ります。こちらも壁面を保護するためのものです。この時正確な位置に貼り付けないと、絵を飾った時にマスキングテープがはみ出てしまうので、丁寧に計測して貼りましょう。 - 額縁側に貼り付けたマグネットをペンで塗り、壁に押し当てて印を付ける
マグネットにペンで印を付け、壁面側のマスキングテープを貼った箇所に額縁を押し当てると、マグネットを設置した箇所に跡が残ります。 - 印の付いた壁面側にマグネットを貼り付ける
マグネット押し当てた油性ペンの印が残っている箇所に、瞬間接着剤でマグネットを貼り付けます。これによりより正確な場所にマグネットを設置することができます。またこの時、マグネットのS極とN極を間違えないように注意しましょう。 - 固定したマグネットの上からもマスキングテープを貼る
額縁側、壁面側両方とも、固定したマグネットの上から更にマスキングテープを貼ります。瞬間接着剤のみの固定では、時間が経つと剥がれてしまう可能性があるので、必ず行いましょう。 - 壁に取り付ければ完成
綺麗に設置できました。額縁が重いとマグネットの力だけでは支えきれない場合があります。その場合は、壁面側に設置するマグネットの量を増やしてみましょう。
絵以外のものでも飾り付ける事が可能
このマグネットを活用すれば、それなりに軽いものであれば何でも飾り付けることができます。ご自身の趣味やインテリアに合わせた雑貨などを飾り付けると面白いですね。もちろん壁面がコンクリートでなくても簡単に設置することができますので、様々なものをくっ付けてみてください!
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