エアプランツを長い間放置しすぎると弱ってシワシワになってしまいます。そんな時にはソーキングでエアプランツを復活させましょう。当記事では、100円ショップのダイソーで購入してきたシワシワで弱っているエアプランツをソーキングし、復活させる方法を紹介します。
ソーキングする時間の目安は5〜6時間
乾燥しきってしまっていてシワシワになったエアプランツをソーキングする時間の目安はだいたい5〜6時間です。ただし、そのエアプランツの状態によってはこれより短くても良いかもしれません。
葉先が枯れて茶色になり、シワシワになっている
長い間店頭で水も与えられず放置状態になっていたエアプランツは、特にソーキングが必要です。水に12時間ほど漬け、そのあとはしっかり乾かしましょう。

定期的なソーキング
エアプランツの敵機的に行うソーキングなら、その健康状態に合わせて調節すると良いでしょう。基本を6時間とし、3時間から12時間の間で状態に合わせ調節しましょう。ソーキングを行うスパンは約3〜4週間が目安ですが、湿度の高い時期は月に一度、乾燥する時期は月に二度といった感じで季節の乾燥状態に合わせてペースを変化させるとベストです。
ソーキング方法とその後の育て方
株全体が水に浸るように
エアプランツの種類にもよりますが、例えばスキディアナのような少し葉を広げてしまうような種類の場合には大きめの器が必要になります。料理で使うボールに水をいっぱい入れ、株全体が水で浸るようにしましょう。

ハリシーのような小さめの株であればグラスやコップに水を入れて浸すと良いでしょう。
ソーキングに使う水は常温で
春から秋にかけては通常の水道水をそのまま使用して問題ないですが、冬は水道水もかなり冷え切ってしまっているのでそのまま使用するのはエアプランツにとってあまりよくありません。水道水から器にくみ、室内の暖房が効いた部屋で常温に戻してからエアプランツを浸すようにしましょう。

水に肥料を入れるとなお良し
枯れて弱体化してしまっているエアプランツのソーキングには水に肥料を混ぜると良いです。使用する肥料は普段しようしている肥料でOK、新たに購入を考えている方には観葉植物の生育に定番のメネデールやハイポネックスの液体肥料がオススメ。ほとんどの液体肥料が希釈性なので、パッケージに記載の推奨希釈倍率に従い水で薄めて混ぜましょう。

ソーキング後はしっかり乾燥させること
ソーキングする目安時間が経過したら、その後は吊るしてしっかり乾かすこと。普段からエアプランツを吊るしている場合にはそのままその場所に吊るし直すも良し、吊るさず置いて飾っている場合には一度吊るして乾かすと良いでしょう。洗濯バサミなどで株を挟むと株に傷がついてしまうので、網や棒に引っ掛けるような形で乾燥させましょう。

エアプランツが枯れて弱体化したらソーキングで復活させよう
「エアプランツは空気中の水を吸収しているから水やりは不要」というのは、日本の室内で育てる場合には間違った育て方です。エアプランツが生息している熱帯地域では湿度が高いため、空気中の水分だけで十分な水分量を確保できます。しかし、日本は湿度が高くも低くもなる地域。特に冬は乾燥してしまいます。葉先が枯れたり弱ってしまったエアプランツはソーキングで復活させましょう。ソーキング後は季節に応じて乾燥状態を観察し、適宜霧吹きで水を与えましょう。インテリアとして活躍するエアプランツを健康的に育て、グリーンライフを楽しみましょう。ぜひ、お試しください。
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