アメリカンビンテージインテリアの象徴とも言える、ブリキ看板。お店で一目惚れして購入をしたものの、どうやって飾りつけたら良いものかお悩みの多いかと思います。この記事では、壁に穴を開けずにブリキ看板を取り付けるアイデアと、お洒落に飾り付けるテクニックを紹介していきます。
ブリキ看板はマグネットで壁に取り付けるのが良い
ブリキ看板を壁に取り付ける方法としてよくあるのが、「画鋲で壁に刺す」というものでしょう。他には木材を壁に立て掛けて、それに打ち付けるというものもありますが、少々大掛かりになってしまいます。
何か楽に飾り付けられる方法が無いか考えていたところ、以前コンクリートの壁に絵を飾る方法として紹介した、マグネットを使った飾り付け方が使えるのでは無いかと思いました。早速その手順を紹介していきます。
必要なもの
ブリキ看板をマグネットで壁に取り付けるのに必要なアイテムはこちらの2点のみです。
- 強力マグネット(ミニ)※ダイソーさんのアイテム
- はがせるテープ
①テープにマグネットを付ける
テープを一定量切り取り、マグネットを取り付けます。テープが短すぎると剥がれてしまいますので、最低でも10cmくらいの長さは取った方が良いでしょう。私は両面テープを使用していますが、両面テープである必要はありません。ちなみにマグネットの向きはどちらでも大丈夫です。
②マグネット付きテープを壁に貼る
①のマグネット付きテープを、ブリキ看板を飾りたい場所に貼ります。この際、複数のマグネットを貼り付けると強度が増します。できれば一枚のブリキ看板につき、2つのマグネットを貼ると良いでしょう。
尚、写真のような両面テープを使用する場合は、表面がスルスル滑ってしまいます。両面テープで固定をしたくないという場合は、マスキングテープなどで代用するのも良いでしょう。
③ブリキ看板を飾り付ける
ブリキ看板をマグネットを貼り付けた場所に近づけると、簡単に張り付いてくれます。あとはお好みの向きに角度調整をすれば完成です!
ブリキ看板を飾り付ける時の注意点
テープの種類は重要
粘着力の弱いテープだと、マグネットごと剥がれてしまうことがあります。かといって粘着性が高いと、壁から剥がす時に壁紙もハゲてしまったり、跡が残ってしまう可能性もあります。そのため、テープは適当なものを使うのではなく「はがせるテープ」と名乗ったものを使用した方が安全です。また、テープはできれば半年に一回は張り替えるようにしましょう。この方法であればそれほど手間ではないです。
ブリキ看板をマグネットで貼り付けることのメリット
壁に穴を開けずに貼れる
ブリキ看板の素材は鉄であることが多く、マグネットがくっ付きます。マグネットと壁をテープで固定をしますので、画鋲のように壁に穴を開ける必要がありません。賃貸物件などでも安心です。
貼り直しがとても簡単
例えば、画鋲や両面テープで固定をする場合、実際に壁に貼ってみたらイメージと異なっていたり、斜めに曲がってしまうことがあります。そんな時は貼り直しをする必要がありますが、マグネットで固定をする場合は、簡単に位置をズラす事ができるので、イメージに合うまでいくらでも配置変更ができます。
様々な種類のブリキ看板を集めているような方は、簡単に模様替えができるというのも魅力の一つと言えるでしょう。
経年劣化に強い
ブリキ看板を壁に飾る上での一番の課題は、やはり「重さ」にあります。両面テープでは、時間の経過と共に剥がれ落ちてしまうことがあるでしょう。マグネットであれば磁力でくっ付いているので、経年劣化によって、マグネットとブリキ看板が離れ離れになるということはありません。
お洒落に見えるブリキ看板の飾り方
続いて、お洒落に見えるブリキ看板の飾り方について、私が編み出したテクニックを紹介していきます。
規則的に飾り付けるテクニック
エクセルのように、縦と横に規則的に整列をさせる丁寧な飾り付けは、初心者でもやりやすいです。枚数にもよりますが、私が調べた限りでは、下記画像のようなパターンが多かったです。
しかしこれらの飾り付けは、全てのブリキ看板の向きが統一されていなければならないため、選べるブリキ看板の幅が限られてしまいます。せっかくブリキ看板を飾るのであれば、「不規則のようで規則的な配置」をおすすめします。事項からは、そんなワンランク上の飾り付け方法を紹介していきます。
不規則のようで規則的に飾り付けるテクニック
規則的に綺麗に並べて飾るのもとてもお洒落ではありますが、不規則のようで規則的に配置されたブリキ看板は、さらにお洒落に見えます。しかしながら、素人にはとても難しくどのように配置をすれば良いのか分からない方も多いかもしれません。
そこで、どんな方でも簡単にお洒落に不規則的な飾り付けができるルールを考えてみたので、参考にしてみて下さい。
できる限り同じサイズ比のブリキ看板を集める
商品にもよりますが、縦横比が大体2:3のものを集めると綺麗に飾りやすいです。
ブリキ看板同士の余白の幅の比率を統一させる
まずブリキ看板同士に余白を設けることで、全体的に綺麗に見えやすくなります。さらに、その余白の幅を一定の基準(比率)で統一させることで、印象は大きく変わってきます。
画像では、5cm幅の格子状の補助線の上に、20cm×30cmのブリキ看板を適当に配置したイメージです。余白は全て5cmを1とした比率で配置を考えています。無作為に配置をしていますが、余白の比率が統一されるだけでもそれなりに整って見えます。
外枠を合わせる
先ほどの無作為に羅列したものから、さらに外枠を設けて合わせてみました。余白を揃えるだけでもかなり綺麗にはなりましたが、このように壁の中に外枠(赤線)を設けることで、不規則でありながら、規則的で整理をされている印象を与えることができます。
慣れてきたら特殊な形のブリキ看板を取り入れてみる
この法則さえ守れば、長方形だけでなく、様々な形状のブリキ看板も取り入れることができます。ブリキ看板を飾り付けし、一定期間が経過してインテリアに飽きてきたら、雑貨屋さんでお洒落なブリキ看板を探しに行きましょう。
ブリキ看板は安くてお洒落なアイテム
ブリキ看板の取り付け方と飾り方さえ分かってしまえば、あとは購入するだけですね。特にこだわりがなければ、ブリキ看板は思っている以上に安く購入することができます。いつもの部屋をワンエッセンス加えたいという方は是非参考にしてみて下さいね。
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