大人になってから、運転する時以外は裸眼で生活するようになりました。その結果、ドライアイが解消し、目を擦ることがなくなりました。そして、ここ数年受けた人間ドックの結果で、左目の視力が1.5にまで回復していることに気づきました。コンタクトレンズをやめて裸眼生活となったのは12年前からですが、この頃の左目の視力は0.4でした。年月にすると長い期間のように感じますが、数年ごとに視力検査の結果が良くなっていることには気づいていました。当記事では、医学的になぜ回復するのかを証明することはできませんが、視力が大幅に回復した体験談を紹介します。目のために何を行ってきたのかをお伝えします。
目に良い習慣を続けることで視力が自然回復
大人になってから視力が回復するということはあり得ないと思っていました。しかし、ドライアイでしかも1日8時間以上パソコン画面を見続ける仕事をしていたことにより、常に目を酷使する状況をなんとかしたいと思っていたことから、目に良い習慣は意図的に行ってきました。結果的にその目に良いとされる習慣を続けてきた結果が視力回復へと繋がったのだと考えます。右目に関しては左目よりも悪く、最も悪い時期で0.2でしたが、今もなお回復を続け、3年前からまた0.2回復しました。
左目は3年前の時点で既に1.5にまで回復していましたが、左目が完全回復した後も右目はまだ回復を続けています。このまま1.5まで回復してくれることを期待しています。
仕事中はコンタクトレンズを付けない
まず最初に行ったのは、極力コンタクトレンズを付けないということ。近視だったのでパソコンを見るくらいの距離であれば難なく見ることができ、仕事中はずっとパソコンとにらめっこの状態なので、コンタクトレンズを付ける必要はありませんでした。コンタクトレンズを付けてパソコン画面を見ていると目が痒くなることも多く、眼科の先生からはドライアイ向けの点眼薬を定期的に差すように言われていたため、いっそのことコンタクトレンズを取ってしまえば楽になるんじゃないかと思ってやり始めたのがキッカケでした。結果はすぐに表れ、仕事中に目を擦ることも少なくなりました。とはいえ通勤の電車では目の前がぼやっとして不便でしたので、移動時にだけ眼鏡を付けて対処していました。
コンタクトレンズを1日用に変えた
2週間用のコンタクトレンズは着用しなくても開封したら使用期限は2週間後までです。いくら仕事中にコンタクトレンズを着用しなくても良くなったとはいえ、スポーツや冠婚葬祭などどうしてもコンタクトレンズを着用したいタイミングがあります。よって、これまで使っていた2週間タイプのツーウィークアキュビューから、1日だけ使用して捨てられるワンデーアキュビューに変えました。これにより、コンタクトレンズを必要とするのは月に1〜2日、残り30日弱は裸眼メインでちょっとした時だけ眼鏡を着用するという生活にできました。運転やテレビを見るときはどうしても眼鏡が必要で、付けたり外したりと最初は煩わしさを感じましたが、慣れてくると何も感じなくなりました。眼鏡をどこかに置き忘れたなんてことも日常茶飯事だったので、一時は眼鏡を3個ほど使い回し、自宅、職場、カバンの中(移動時用)とそれぞれで使う専用の眼鏡を使い分けることで置き忘れ対策を行うなど工夫していました。
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ブルーライトカットレンズの眼鏡を使い始める
コンタクトレンズを1日使い捨てタイプに変えて1年後くらいに、ブルーライトカットレンズの眼鏡が流行り始めました。一日中パソコン画面を見続ける仕事には必須アイテムだと感じ、すぐに購入。ブルーライトカットレンズ眼鏡が出回り始めた当初はまだオシャレな眼鏡がありませんでしたが、着用するのは仕事中だけなのでオシャレさなど気にも留めていませんでした。それよりも、長時間のパソコン業務後でも目があまり疲れていない効果に感動し、ブルーライトカットレンズ眼鏡は今でも着用しています。最近では安くてしかもオシャレなブルーライトカットレンズ眼鏡があるので、とても気に入っています。
視力が劇的に回復し始めたのは、このブルーライトカットレンズ眼鏡を付け始めたころです。この頃から徐々にコンタクトレンズや眼鏡を付けること自体なくなりました。ボヤッとする視界に慣れ、くっきり見えなくてもストレスを感じなくなっていたのだと思います。くっきり見える視界はとても良いですが、ボヤッとしてても裸眼にすることで一日の終わりに目が疲れていないノンストレスの方が良いと感じます。
遠くを見る、自然を見る
大都会東京のど真ん中でビルに囲まれたところを生活圏としていますが、よく空や遠くの海を眺めます。元々田舎出身ということもあり、そういった景色が好きなんだと思います。週末休みになると家の中ではなく外へ散歩に出たりスポーツをしたり、山や川へ出かけ、自然に触れることも意識しています。目のため視力のためというより、元々そういう性格ということもありますが、これも視力回復につながっていると思います。
視力回復するとは聞けど、やっていない習慣
目薬
ドライアイだったときはよく眼科から処方される点眼薬や、ドラッグストアに売っているスカッと爽快感ある目薬を差していました。しかし、最近では習慣的に差す目薬もなく、目の疲れを感じるとき以外は目薬を差していません。視力回復のために目薬を差すというよりは、どちらかというと目の疲れを爽快感でスカッとさせたいというときだけの使用です。
アイボン
目の洗浄液が入った小さな容器で目を洗うCMで有名なアイボンですが、使うのは週に一度くらいでしょうか。これも、視力や目のケアのためというよりは、気持ちがいいからといった感じです。目を洗ったあとの洗浄液を見ると小さなゴミがたくさん取れているので実際には目のためになっているとは思いますが、週に一度程度の習慣なので、これが視力回復のためになっているのかと言われるとそうとは言い切れません。
マッサージ
一切やっていません。むしろ、目をグリグリしたり刺激を与えるのが個人的に嫌いなので、やってみたいと思ったこともありません。
ホットアイマスクのような目の疲れを癒すグッズの使用
眠れない時に目を温めて眠気を誘うことはありますが、目の疲れを癒す目的で使用したことはありません。
視力は目にストレスを与えない自然治療が最も効果あると考える
コンタクトレンズや眼鏡を付けないと生活ができないほど視力が低下してしまっている人には不向きかも分かりませんが、できるかぎり目に負担やストレスを与えない、疲れさせないことが長期間続くことで少しずつ回復する可能性に繋げることができるものと考えます。医学的な証明ではなく、個人体験談としてしか紹介はできませんが、回復した事実とこれまでやってきたこと・やってこなかったことは明らかです。個人差があるかも分かりませんが、無理ぜずとも簡単に続けられることだけで視力が回復しました。毎日8時間以上パソコンを見続けてきた中で視力を回復させたのですから、他のお仕事をされている方ならもっと簡単に視力回復を目指せるのではないでしょうか。ぜひ、お試しください。
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