ポトスを垂らすためには壁に掛けるか、ラックの上から垂らして飾るかのどちらかになりますね。壁にかければその高さの分だけポトスを垂らすことができます。当記事では、部屋やベランダの壁からポトスを垂らす方法を紹介します。
ポトスを壁に掛けて垂らす
部屋の壁に掛ける
壁に掛ける場合には、これまで植えていた鉢やプランターを壁掛け用の鉢に植え替えます。今まで使用していた鉢やプランターを使うこともできなくはないと思いますが、その場合は壁掛けではなく後述の天井から吊るして垂らす方法の方がいいでしょう。
鉢の片側が壁に沿ってフィットするフラットな形状となっているため、地震が起きても横にグラグラしにくい形となっています。壁から鉢が生えているように見えるので、見栄え的にもいいですね。
鉢底の穴を塞ぐ
ほとんどの壁掛け用の鉢の底は穴が空いているので、水やりをすると床に水が滴れてしまう可能性があります。穴なしの鉢なら問題ないですが、部屋の中のインテリアのことを考えると穴なしの鉢限定で探すよりは、穴があっても塞ぐことで水が漏れないようにする方が良いでしょう。防水テープなどを使うことで穴を塞ぐことができます。
ベランダや庭の壁に掛ける
ベランダの手すりや庭の壁にポトスを掛けて垂らす場合は、室内の壁掛けより簡単に設置できます。鉢と一体化したフックを手すりや壁に引っ掛けます。設置する場所に合わせてフックの大きさや鉢の数なども選びましょう。
ポトスを上から吊るして垂らす
ポトスの壁掛けと違い、天井などから吊るす場合は鉢の片面がフラットである必要がありません。底は穴なしの鉢を使用する必要がありますが、バスケットになっているところへ鉢を入れて吊るすだけで簡単です。
天井などから吊るすタイプには綿ロープや縄で織られたオシャレでかわいいタイプがあり、ポトスや他の観葉植物など何を吊るしてもおしゃれでおすすめです。
鉢底に穴がない鉢を使うと水はけが悪い…?
壁にかけたり上から吊るすタイプの鉢には、水の逃げ道がありません。穴を開けると下に水が滴れてしまいますからね。水の逃げ場がないということは、水はけが悪く根腐れや病害になりやすいということです。これを防ぐ方法として、穴がないタイプの鉢の下にも鉢底石を敷き詰めましょう。土に吸収されずに下まで到達した水は直接土には触れず、鉢底石にて作られた隙間に流れ込むようになります。こうすることで、穴なしの鉢でも土にずっと水が滞留せず水はけの良い環境を作ることができます。
鉢底石を敷けば、あとは同じように土を張り、ポトスを植えればOKです。
ポトスの水やりは土が乾いたら
穴なしの鉢での水やりは通常より少し敏感になりますが、基本は同じで土が乾いたら。雨などで多湿の日が連続するとその分土の乾くスピードも代わるため、毎朝といった一定のペースではなく、土が乾いたらでOKです。
ポトスを壁に掛けて育てること半年、自然に垂れながら生長
(2021.11.4追記)
室内で壁掛けポトスをして半年、ツルが下に垂れながら伸び、インテリアとしてとてもいい感じになりました。鉢の底穴を塞いでいるので、ハイドロカルチャーのように水を多く与えることができないことから生長は遅く感じますが、その環境下でもちゃんとツルを伸ばしてくれています。
部屋の少し奥に置いているので日当たりは良いとは言えませんが、それでも自然光が少しだけ入ってくる場所なので生長する上では十分な日光を与えられていると思います。ツルの下の方では、重力に逆らって上に伸びようとしている様子も伺えるのがなんとも可愛いです。
ポトスを垂らすと一気にオシャレになる!
伸びてしまったポトスを放置しておくのは、だらしがない感じに見えてしまうので、それを間引きできってしまわず壁に掛けて飾ると一気にオシャレ度が増します。室内でも屋外でも、壁に掛ける専用の鉢に植え替えることで簡単に壁に掛けられるようになります。ぜひ、お試しください!
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