「内臓脂肪を減らすのを助ける」と消費者庁から特定保健用食品として許可されているガセリ菌SP株ヨーグルトを、ヨーグルトメーカーで培養して増やす方法を紹介いたします。食事とともに食べることで脂肪の吸収を抑えるのはありがたいですが、継続して食べ続ける必要があるためその分費用も嵩みます。自宅で自作ガセリ金SP株ヨーグルトを作り、体にも財布にも優しくしましょう。
ヨーグルトに混ぜる牛乳
ヨーグルトの培養には牛乳に含まれる脂肪が必要で、使用する牛乳によっては脂肪量に差異が生じ、固まり具合もそれに応じて変化します。例えば、低脂肪牛乳を使用すると飲むヨーグルトのような固まらないヨーグルトが完成してしまいます。様々な牛乳の銘柄でヨーグルトメーカーによるヨーグルト培養を試しましたが、メグミルクが一番完成度が高く、しっかり固まった実績があります。
ガセリ菌が繁殖する温度
ガセリ菌が繁殖しやすい40〜43℃に設定します。毎回同じ温度に設定していても室温や湿度などの関係からか完成度に多少の差がでます。まずは40℃から試してみて徐々に高くし、最終的に一番完成度が高い温度に定着させると良いでしょう。例えば、夏場の暑い時期(就寝中でエアコンはオフ)はヨーグルトメーカーの温度もやや低めの41℃としたり、冬場の寒い時期(夏と同様エアコンはオフ)は低温にならないよう43℃に設定したりと、微調整します。ただし、40℃以下になると菌が繁殖しにくくなってしまうので、最低でも40℃以上にするようにしましょう。
ヨーグルトメーカーで温め続ける時間
温め時間は他のヨーグルトを使用して作るときと差異ありません。下記時間で一度作ってみたけどうまく固まらなかった、という場合には、1時間プラスしながら最適な設定時間を探りましょう。
牛乳の分量 | 保温時間 |
---|---|
1パック(1000ml) | 8時間 |
半パック(500ml) | 4時間 |
容器と混ぜスプーンの殺菌処理
ヨーグルトメーカーで温める前に、使用する容器や混ぜスプーンなどの殺菌処理を行うことで、余計な雑菌をも繁殖させてしまうリスクを軽減することができます。火傷しないよう熱湯をかけ、数分放置したらOKです。ただし、この殺菌処理を行わなくてもガセリ菌SPヨーグルトは培養されます。容器やスプーンに付着した雑菌をも繁殖させることが気になるという方は、熱湯による殺菌処理をしましょう。
作ったヨーグルトをタネにさらに培養できるか?
見た目上は培養し続けられているように見えますが、販売されているヨーグルトと全く同じ製品を培養できてはいません。というのも、ヨーグルトには様々な菌が含まれ、中には40℃以上では繁殖しない菌も存在します。こういった繁殖できなかった菌が徐々に数を減らしていきます。よって、1つのガセリ菌SPヨーグルトの製品からは2〜3回の培養にとどめ、数回培養したらまた新しい製品をタネにして培養する方がその効果は最大に発揮されると考えます。
ガセリ菌SPヨーグルトをヨーグルトメーカーで作って摂取脂肪の抑制に
毎日の食生活の中で摂取した脂肪を抑えてくれる働きをするガセリ菌SPヨーグルト。毎食1パック食べるとそれだけでも費用がかさんでしまいますが、培養できればその分コストも抑えることができますね。脂肪もコストも抑え、健康的な食生活を送るためのヒントとして、ガセリ菌SPヨーグルトの培養にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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