アロエを水耕栽培で失敗しないためには、どのような方法で育ててあげると良いでしょうか。アロエが育ってくると、観葉植物としてだけでなく、傷口に塗ったり日焼け後の炎症を抑える際に塗ったりと、実用的でとても人気ですね。最近では、バルコニーや庭のような屋外ではなく室内で育て、室内の緑として育てる方もとても多くなりました。当記事では、初心者でも比較的簡単で、水やりなどの手間が少ない水耕栽培をマスターし、しっかり生長させる方法について紹介します。
アロエの水耕栽培方法
アロエには様々な種類があり、日本に流通しているアロエの代表格はキダチアロエやアロエベラが有名です。いずれにしても乾燥地帯を原産とした多肉植物で、乾燥に対しとても強く、少々水やりを忘れていたとしても枯れずに繁殖していることが多いです。アメリカ大陸南部や南米といった暑い地域が原産でありながら、越冬もそこまで難しい植物ではありません。このことから、他の観葉植物は高温多湿を好む傾向に多いですが、アロエはそれらより日本の環境でも適合する植物なので、観葉植物は枯れてもアロエだけ枯れずに生き残った、ということも少なくありません。
水の入れ替え頻度
乾燥にも強いことから、水がなくなってきたら継ぎ足す、といったくらいでも大丈夫です。しかし、水が温まりすぎたり水分中のミネラル成分を満たさせること、そしてコバエが卵を産み付けられていたりすることを考えると、最低でも一週間に一度は水を入れ替えてあげることが望ましいでしょう。
日当たり
半日陰の明るい場所に置きましょう。一日の中で数時間程度の直射日光が当たっても大丈夫です。真夏の猛暑日の直射日光は葉焼けを起こすかもしれませんので、真夏の時期だけ半日陰に移してあげると良いです。
アロエがふにゃふにゃしていたら
寒くてふにゃふにゃになる
アロエは冬の寒い時期にふにゃふにゃしてしまうことがあります。通常の観葉植物よりは耐寒性のある植物ではありますが、暑い環境を好む植物なので、ふにゃふにゃしていることに気付いたら暖かい場所に移してあげましょう。
大きくなりすぎてふにゃふにゃになる
大きく育ち、根詰まりを起こすとふにゃふにゃすることがあります。水耕栽培よりは土で育てることの方がしっかり生長しますので、水耕栽培中にふにゃふにゃしたら土に植え替えてあげましょう。土に植え替えていてなおふにゃふにゃする場合は、今より大きな鉢に植え替えてあげるか、根っこを少し切り取りましょう。根っこを切る際は、少し腐っている根っこを優先的に、比較的新しい根っこを残すと良いです。
葉焼けしてふにゃふにゃになる
猛暑日の直射日光が当たりすぎると葉焼けを起こします。真夏の強い日差しの中で直射日光が当たる環境にある場合は、直射日光が当たらない半日陰の明るい場所へ移しましょう。逆に冬は少々直射日光が当たっても大丈夫なくらいかと思います。
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