よく物をなくしてしまうという方は、悪気があってやっている訳ではないですよね。まるで物に足がついているかのように、気付いたらいなくなっているものです。しかし、物をなくすという事は自分だけでなく、一緒に探させてしまう周囲の人にも迷惑をかけてしまいます。この記事では、そんな物なくし名人から脱却をする方法を解説していきます。
物をよくなくしてしまう理由
物をなくさない人も数多く存在する訳ですので、物をなくしてしまうのには必ず原因があります。詳しくみていきましょう。
物をなくしても気にしない性格
ものをなくす人の中に「必ず戻ってくるから大丈夫!」と全く根拠のない自信を持っている方がいます。このような人達は「物をなくすのは性格だから仕方ない」と考えている傾向が強いです。物をなくさないように努力をしていないので、当然物はなくなりますよね。
同時に2つ以上のことを考えている
人間の脳は、2つ以上のことを同時に考えられないと言われています。ある一つの事に集中をしていると、物をなくしてしまうのです。例えば、
- 緊張をしている時
- 会話に夢中になっている時
- 緊急事態が発生して慌てている時
などは、無意識のうちに他のことに意識が集中してしまうため、このタイミングで物をなくす事が多いです。
整理整頓が苦手
やはりバッグの中が整理されていない人は物をなくしやすい傾向にあります。このような人と旅行に行くとよくわかります。ホテルに到着すると、自分の荷物を大胆に広げ、帰る時がくるまで一切片付けません。トイレやお風呂の電気もつけっぱなしで、脱いだ服も布団の上に散らばっています。そしてチェックアウトギリギリの時間に起きて「あれがないこれがない」と騒ぐのです。つまり常日頃から整理整頓ができている人は、物をなくしにくいという事です。
物をなくさないために注意する3つのポイント
それでは、物をなくさないためにはどのようにすれば良いのかについて、3つのポイントに絞って説明をしていきます。
1.自分のルールを決める
よくあるのが、「ここにしまったはずなのに…」というシチュエーションです。それは、しまっている場所がいつもバラバラだからです。決まった場所にしまう習慣をつけることで、無意識の状態でも同じ場所にしまうようになるので、ものを無くしにくくなります。例えば、
- 携帯→ズボンの右ポケット
- ハンカチ→ズボンの後ろポケット
- 財布→鞄の外ポケット
- キーケース→鞄の内ポケット
といったような具合です。もちろん外出時だけでなく自宅でも「リモコンはテレビ台の横」といった形でルールを決めると良いです。この習慣をつけておくだけで、物をなくす確率を大幅に減らすことができます。
2.絶対になくしてはいけないものをは抑えておく
よく物をなくす人は、「何をなくすと困るのか」ということを、しっかり理解できていない(というより考えたことがない)人が多いです。全てをしっかりと把握しておくのは難しいので、自分の中で「これだけはなくすとまずい」という物は、優先順位をつけて予めピックアップをしておくべきです。一般的な物ですと、
- 財布
- 携帯
- 鍵関連
- パスケース
- 名刺入れ
- 社員証
といったところでしょうか。出張などで普段行かないホテルなどに宿泊する時は、予めこれらのチェックリストを作成し、財布の中に忍ばせておき、出発前にチェックをするようにしましょう。
3.移動をする直前にチェックをする習慣をつける
これはチェックポイントを設けるということです。物をなくすと「この時点ではあったはず…」という推理ゲームが始まりますが、その際チェックポイントが多いほど見つけやすくなりますし、そもそもなくしにくくなります。物をなくすのは、ほとんどの場合場所移動をする時ですので、家から出る時、お店から出る時、車から出る時など、移動するタイミングでこまめにチェックをする習慣をつけましょう。
とはいえ、全ての持ち物をチェックするのは大変なので、なくすと困る物TOP3だけをチェックするようにすれば良いです。私の場合、「携帯財布キーケース。携帯財布キーケース。」と呪文のように唱える習慣をつけているため、この3つに関しては一度も無くしたことがありません。酔っ払って記憶が無くても紛失したことがないくらいです。
自分の持ち物に関心を持ってあげよう
以上が、よく物をなくしてしまう人におすすめしたい方法です。しかし、ここまで意識をしていても、どうしても物をなくしてしまうということもありますが、上記チェックポイントの習慣をつけて身に付けていれば、今までよりも格段に物を見つけやすくなることでしょう。
共通して言えることは、日頃から自分の持っている物に関心を持ってあげるという事です。しっかり面倒を見てあげる事で大切に使い続けることができますし、結果として整理整頓もしっかり行えるようにもなりますよ。
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