二日酔といえば、倦怠感、頭痛、吐き気などが代表的でしょうか。私の場合は「吐き気」を主軸とした二日酔いになる事が多いです。この記事では、二日酔いによる吐き気を抑える方法を紹介していきます。
今できる、二日酔いによる吐き気の治し方
吐く
吐き気をメインとする二日酔いの特効薬です。無理に我慢をせずに、サッと吐いてしまえばあっという間に楽になります。その際、予め可能な限り水を飲んでおくと吐く時に楽でしょう。
また、口に指を突っ込んで吐く方法は喉を傷付けてしまったり、吐き癖がついてしまいます。臭いが強いものを嗅ぐと、指を突っ込まなくても吐き気が誘発されるので、香水や納豆などを嗅ぐと良いでしょう。
寝る
寝れないほど気持ちが悪いという状況かもしれませんが、一度寝るととても楽になります。その際に注意が必要なのは「仰向けで寝る」事です。寝てる間に吐いてしまうと、喉を詰まらせて窒息をしてしまう可能性があります。二日酔いで寝る時は、必ず体を横向けにするようにしましょう。
楽な姿勢で座って深呼吸をする
二日酔いは会社を休む言い訳になりませんので、どんなに辛くても翌日はデスクのパソコンと向き合う必要がありますね。その際、体の力を抜いて楽な姿勢で座り、鼻から深呼吸をし続けると結構楽になります。また、電車の中などで、限界なシュチュエーションにいる方は上を向いてみて下さい。原理は知りませんが、私の場合は少し吐き気が治ります。
胃薬を飲む
錠剤タイプではなく、顆粒タイプのものが即効性が高いです。私のオススメは太田胃酸の顆粒タイプです。コンビニでも売っていますし、メンソールが含まれているので、飲むだけで食道がス〜っとします。ただ、漢方の臭いがするので匂いに敏感な方は吐き気を誘発してしまうと思うので、注意しましょう。
栄養ドリンクを飲む
よく二日酔いにはシジミの味噌汁が良いと言いますね。それは、シジミの味噌汁には「タウリン」という成分が含まれているからです。タウリンはアルコールの分解に必要な酵素のサポートをしてくれるため、医学的にも二日酔いに効果があると言われています。
そのような意味では、シジミの味噌汁よりもタウリンが大量に含まれている栄養ドリンクを飲むと良いのではないかというのが私の理論です。騙されたと思って一度試してみて下さい。即効性はないですが、二日酔いが早く治るような気にさせてくれます。「リポビタンDハイパー」は少し高いですが、タウリンが3000mgも配合されているので、おすすめです。頻繁にお酒を飲まれる方は、予めネットで沢山買っておけば単価を抑えられますよ。
二日酔いで吐き気を催さないための事前準備
今二日酔いの吐き気で苦しんでいる方にとっては、どうでも良い情報かもしれませんが、今後の参考にしてみて下さい。
お酒を飲む時は水も一緒に飲む
よく「お酒と同じ量の水を飲むと良い」とされますが、結構な量だなと思っています。居酒屋でそんなに沢山の水を頼むのも申し訳ないです。ただ、水を飲めば飲むだけ翌日に響きにくいという事は確実です。お酒しか飲まないよりも、一杯でも水を挟むだけでも変わってきますので、二日酔いに困っている方は「お酒を飲み時は、水を必ず一杯は飲む」という習慣をつけると良いでしょう。
飲酒前にタウリンを摂取する
先ほど紹介しました、栄養ドリンクの事です。二日酔いになってから飲むよりも、飲み会の前に飲んでおくと翌日の朝が全然違います。ポイントはできるだけタウリンが多く含まれている栄養ドリンクを選びましょう。
空きっ腹でお酒を飲まない
すぐに酔いたいという方や、よりお酒の味を感じたいという方は、空腹の状態でお酒を飲むことも多いのではないでしょうか。しかし、これは酒豪の方しかやってはいけないことです。二日酔いで吐き気を催しがちの方は、絶対に胃の中に何かを入れてからお酒を飲むようにしましょう。会社の飲み会などで、乾杯まで食事に手を付けられないような場合は、予め水を飲んでおくなどをしておきましょう。
寝る前にスポーツドリンクを飲む
寝る前にスポーツドリンクを飲むだけでも、翌朝の爽快さが全然変わります。よくお酒を飲む方は、冷蔵庫に常備しておくと良いでしょう。スポーツドリンクも沢山飲みすぎると気持ち悪くなってしまうので、500mlのペットボトルの一本飲み干すくらいがちょうど良いです。
二日酔いの吐き気は時間が治してくれる
これを言ってしまうと元も子もないのですが、二日酔いの吐き気を抑える特効薬はありません。ただ確実にいつまでも続くわけでなないので、「いつかは楽になる」と信じて、この過酷な状況を乗り越えましょう。
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