リードディフューザーは液体が入った瓶にスティックを挿すだけで良い匂いを漂わせることができます。しかし、ディフューザーによっては匂いが強く、その強さから気持ち悪くなってしまうこともあります。当記事では、ディフューザーの匂いを弱くすることでちょうど良い香りに調節し、その分長持ちさせる方法を紹介します。
ディフューザーの匂いを弱くする・長持ちさせるための2つの方法
1. スティックを減らす
リードディフューザーはそのスティックに液体が染み込み、そこから匂いが部屋へと放たれます。通常、リードフィフューザーはスティックが5本以上あることが多く、このスティックを好みの匂いの強さに合わせて増減させることが最も簡単な方法です。初めて購入したディフューザーはどのくらいの匂いの強さか分からないので、一旦すべてのスティックを瓶に挿すのではなく、少ない本数から徐々に増やしていくと良いでしょう。
すでにすべてのスティックを挿してしまっていても
シンプルに今挿しているスティック本数を減らせば匂いの強さは和らぐでしょう。スティックを抜き取る際には液体が滴れてしまう可能性があるのと、少ない液体をこぼすと勿体無いので、数日間液体にスティックが浸らないようにして放置し、完全に液体が抜けたのを確認してから抜き取るとベストです。
液体に触れないようにスティックを浮かせるには絶妙なバランスが必要だったり、瓶によってはそれが不可能なこともあるので、そのような時にはラップかアルミホイルを用意し、スティックを包み込むと良いでしょう。ティッシュやハンドペーパーだと染み込んでしまうので、染み込まない包み紙としてラップやアルミホイルが使えます。
匂いが弱くなりすぎたときのために、抜き取ったスティックは捨てないで
スティックを抜き取った直後はまだ部屋にディフューザーの匂いが残っていて、どのくらい匂いの強さが和らいだかをすぐに確認することができません。ときには、スティックを抜きすぎて匂いが弱くなりすぎてしまうこともあるので、抜き取ったスティックは一時保管しておくことをオススメします。保管しているスティックからも匂いは一定期間放たれるため、瓶に入れたスティックの本数がちょうど良いかどうかを確実にするためには保管スティックから匂いが出ないよう、やはりラップかアルミホイルで包むのがベストですね。
2. 瓶の口の隙間を埋める
ディフューザーの匂いはスティックから以外にも、瓶の口の隙間から漏れ出ています。匂いを強くしたい人にとってはこの瓶の口の隙間が大きく開いていれば、その分部屋に放たれる匂いは強くなると思いますが、弱くしたい人にとっては不要な隙間ですね。身近なものでこの隙間を埋めてしまいましょう。
瓶の口に合わせてスポンジをカットし、隙間を埋める
今回例として使用するリードディフューザーには、掃除の時に使うメラミンスポンジを使用します。食器洗浄用のスポンジよりも密度が高いため、スポンジの隙間から漏れ出す量も少なくて良いのと、白のタイプが多いため見栄え的にも良いことが理由です。
スティックを差し込みやすくするために、メラミンスポンジを少しくり抜き、そこへスティックを差します。メラミンスポンジの中央に差すことで後からスティックの向きなどを調節しやすくなります。
メラミンスポンジに差し込んだスティックをディフューザーの瓶にセットします。少し瓶口からメラミンスポンジを浮かせているのは、後から着脱しやすくするためです。これを押し込みすぎると取り外すことができなくなってしまうので注意が必要です。
瓶キャップを装着させたらメラミンスポンジの白さも目立たずスッキリします。
水で薄める前に、まずはスティック本数を減らしてみて
ディフューザーの液体を水で薄めればその分匂いの強さは和らぎ、同時に長持ちさせることが可能です。しかし、水で薄めるというのは最終手段でしょう。当局では、空っぽになったディフューザーの瓶に水を入れて香りを楽しんでいますが、液体が残っている状態で水を混ぜたりはしていません。極力ディフューザーが元来持つオリジナルな香りに影響を与えるようなことをしたくないためです。まずはスティック本数を減らし、それでも匂いが強い場合には瓶の口の隙間を埋める。この段階でかなりディフューザーの匂いを弱くすることができているのではないかと思います。ぜひ、お試しください。
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