ヒポエステスは緑やピンクのとてもキレイな葉の色をしていますね。この葉の色を色鮮やかに育てるには、しっかり日光に当てて十分な水を与えてやることが重要です。当記事では、ヒポエステスを水挿しにし、水栽培ならではのメリットを活かして色鮮やかな葉の色に育てる方法を紹介します。
ヒポエステスの特徴を活かして水栽培で育てる
ヒポエステスは日光と水をとても好む観葉植物です。日の光がよく当たる日陰で育てることが推奨されますが、日の光をたくさん浴びることでその葉の色がより鮮やかになることから、葉焼けがしない範囲で直射日光が当たる場所に置くと良いです。植物は土からも栄養を吸収するため、できる限り土に埋めてあげるのがベストではありますが、小さいまま水挿ししたヒポエステスを日当たりの良い窓際に置くのも良いですね。また、少し水やりを忘れただけで萎んでしまうとおり、よく水を吸収します。その吸収性から、水挿しで育てるのは理にかなっています。
水挿しだとコバエもわかない
観葉植物からコバエがわくことで悩まされることもありますが、観葉植物そのものからわいているのではなく、コバエは観葉植物が植えられている土から発生しています。しかし、水挿しのような水栽培の場合は土を使っていないので、コバエの発生源は存在しません。あるとしたら水やりした水が多すぎた時に鉢底から出てきて溜まった水受けの水にコバエが卵を産むのと同様、水挿しの水をずっと替えずに置いていたら同様のことが発生してしまう可能性があるので、定期的に水は入れ替えてあげましょう。
水の入れ替えは2〜3日から一週間に一度
ずっと同じ水を使っていると、ヒポエステスの根っこが腐ってしまい、枯れてしまうことがあります。水は数日から一週間に一度替えてあげましょう。また、夏場の暑い時期には浸している水の温度が上昇しすぎてしまうことで枯れる原因にもなるので、暑い時期は屋外の日陰か室内に置いてあげるのが望ましいです。
冬は室内に置く
他の観葉植物と比較して耐寒性はありますが、それでもやはり枯れてしまう原因になるので、冬の寒い時期は室内に入れて育てましょう。
日当たりが悪いところでは育たないのか
日の光が好きな観葉植物ですが、必ず日の光が当たる場所でなければならないのかというとそうではありません。トイレのような日の光があまり入らない場所でも育ちます。日当たりが悪い場所で育てることによるデメリットは、葉の色の鮮やかさが損なわれるという点なので、できれば時々日の光が当たる場所に置き、日の光を与えてその色鮮やかさをキープさせるのが良いでしょう。
日当たりの違いで差が出るヒポエステスの色鮮やかさ
1ヶ月間、直射日光が一日の中で数時間ほど当たる日当たりの良い場所にヒポエステスを置きました。上の方の葉には日光が良く当たり色鮮やかさが出ていますが、下の方の葉は少し薄い色になった様子が下記写真です。
同じ赤の斑点があるヒポエステスの葉ですが、左は薄く右は色濃く出ています。見た感じも右の方が健康的で、左はどことなく枯れてしいそうな雰囲気があります。できる限り日当たりを良くし、ヒポエステスの良さである葉の色を鮮やかにしたいですね。
植物活性剤で生長を促す
日光からだけではなく、吸う水分からもより多くの栄養を吸収してもらえるように、植物活性剤を使うのも良いでしょう。水の入れ替えごとにメネデールを浸けている水に少量滴らしましょう。
ヒポエステスの色鮮やかさを水栽培で引き出そう
ヒポエステスがある程度大きくなると、茎の一部を切って挿し木することでまた別の株として育てることが可能になります。ヒポエステスの生長とともに、その一部を切り取ってどんどん株を増やすことで、部屋の一箇所から複数箇所に置けるようになると楽しみが増えますね。まずは1つ目のヒポエステスをしっかり元気にすくすく育てるためにも、ぜひ、水栽培で育ててみてください。
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