ペンキの缶は中身が入っていると、自治体によっては燃やせないゴミや資源ゴミとして収集されないケースがあります。「中身入り」と示した場合には収集される自治体もあるようですが、実際に東京都品川区でペンキの中身が入った缶を「陶器・ガラス・金属ゴミ」「資源ゴミ」の2パターンに合わせて行政公式サイトを見ながら正しい捨て方を施し、ゴミ集積所へ置きましたが収集されませんでした(その後当局で回収済み)。このように、自治体によってゴミ収集されなかったペンキ缶の正しい捨て方を紹介します。
ペンキの中身は燃えるゴミ、缶は燃えないゴミ・資源ゴミ
中身のペンキそのものは燃えるゴミ、缶は燃えないゴミまたは資源ゴミです。ペンキの中身が入ったままだと、それら2種類が混在されていることとなり、そのままではゴミとして収集できないというものです。それならば、ペンキの中身をすべて取り出し、ペンキの液体は燃えるゴミ、缶は燃えないゴミや資源ゴミとして出せば難しくありません。収集されず後で調べて判明しましたが、ペンキ缶の裏側にその捨て方がしっかり明記されていました。
やむをえず塗料を捨てるときは、水性・油性兼用塗料固形剤で固化するか、新聞紙などに塗り広げ、完全に乾かしてから一般ゴミとして処分して下さい。
アサヒペン「水性ガーデンペイント」の取扱い上の注意より
ペンキそのものは缶から出して固めればOK
アサヒペンのペンキ缶に記載の処分の仕方のとおり、ペンキは固まればOK。しっかり固まらせるためにはペンキなどを固める塗料処理剤を使用して廃棄しましょう。
ペンキ固形剤で固め、新聞紙に包んで捨てる
新聞紙や布に吸収させて乾燥させるといっても、ペンキの量が多ければ漏れ出してしまったりとトラブルになりやすいです。残塗料処理剤は安価に購入できるので、トラブルを避けるためにもしっかり処理剤を使用してペンキを固めましょう。「残塗料処理剤」は水性塗料、油性塗料、ラッカー、ニス、ステイン、各種うすめ液、塗装用具の洗浄液を固化することができます。量は30gと1kgの2つから選ぶことができます。小さい方(30g)で塗料400mlまで固めることができるので、その量に応じて購入しましょう。
残塗料処理剤30gを手に取ると下記写真くらいのサイズになります。小さなペンキ缶1〜2つを処分するくらいの量です。
ペンキ缶に処理剤を入れて固めよう
ペンキ缶に水を入れて2〜3倍ほど薄め、処理剤を入れてかき混ぜます。今回は例として、透明カップにペンキを入れ、水で3倍に薄め、処理剤を入れてペンキを固める実験を行います。
ペンキに残塗料処理剤を混ぜると30分で固まる
400mlの塗料に対し30gの残塗料処理剤という分量ですが、感覚にするとだいたい10:1の分量となります。
ペンキに残塗料処理剤を入れて30分後にはすでに固まっていました。
ペンキ缶の捨て方は中身を固めれば、ただの燃えるゴミと缶ゴミ
ペンキが残ってしまい、ずっと倉庫に置いたままになっているなんて人は少なくないと思いますが、ペンキを固めてしまえば普通の燃えるゴミと缶ゴミです。固めるのも残塗料処理剤を使えば簡単に固まります。オカラ状に固まり、ペンキ缶の中でガチッと固まるものではないので、ペンキ缶の中で固めた後に取り出しやすいです。ぜひ、お試しください。
コメント