今から15年前、私は手の指と足の裏に、合計100個以上のイボがありました。発症当初は1つしか無かったので気にしていなかったのですが、痒みがあったのでポリポリ掻いていたら瞬く間に拡がり、数ヶ月後には、手のひら全体にイボが拡がり、誰とも握手をできないような状態になってしまいました。
このイボとの格闘は1年以上続き、「ヨクイニンを毎日飲む」といった様々な療法を試してきました。結果として現在ではイボが一つもない身体へとなりましたので、それまでの経緯を解説していきます。感染性のイボにお悩みの方は参考にしてみて下さい。
イボには「感染性」と「非感染性」がある
「非感染性」のイボでお悩みの方はこの記事は参考になりません。イボにも様々な種類があるようなのですが、ヨクイニンは「ウイルス性」感染力のあるイボに効果があるとされています。私が患ったイボはこのウイルス性のものになりますので、この記事ではその改善方法について考えていきます。
結論:ヨクイニンを半年間飲み続けたが、イボは取れなかった
イボを治療する漢方として有名な「ヨクイニン」。そんなヨクイニンを半年間ほぼ毎日飲み続けたのですが、私には全く効果が現れませんでした。イボが無くなることを信じて頑張って飲み続けたのですが、挫折をしてしまいました。
効果が無かった原因は色々考えられるのですが、下記のいずれかだと思います。
- 半年間では効果が出ない
- イボの量が多すぎて、ヨクイニンの効果が追い付いていなかった
- 実は効果が出ていた
もちろん効果のある方もいらっしゃると思いますが、私の場合は効かなかったということです。事項では、ヨクイニン以外の療法で、私のイボが完治するまでに挑戦してきたことを紹介していきます。
イボの治療法
皮膚科に行って「液体窒素」で焼く
これだけは絶対に嫌でしたが、止むを得ず皮膚科へ行きました。事前情報では麻酔もせずに患部(イボ)に液体窒素を当て芯まで焼くという、拷問ようなことをされると聞いていたからです。先生に診てもらうと「ウイルス性のイボだね」と言われ当然のように液体窒素で焼かれました。
焼いている時はそれほどの痛さでも無いのですが、家に帰ってからは指を曲げるのはおろか、何もしていなくても「ジンジン」という涙が出てくる激しい痛みが2時間くらい続くのです。そしてそれが一回で治れば良いのですが、3回焼いても5回焼いても全く治る気配がなく、ついに私は皮膚科に通わなくなっていました。
私の場合、広範囲にイボが拡がり過ぎていたため、焼く範囲が広く、その分通常よりも激しい痛みが襲ってきたのだと思います。数カ所であればそれほど痛くないみたいですので、イボができたら早めに皮膚科に行きましょう。
「スピール膏」では覆えなかった
イボを取るアイテムとして有名なのが、「スピール膏」ではないでしょうか?元々肌の弱い私は、アルバイト先の水仕事によって指が赤切れを起こしていました。その傷口からイボのウイルスが侵入していたため、もはや蜂の巣のようにイボが拡がっていました。そのため、スピール膏のような、ピンポイントを狙い撃つ武器では相手になりませんでした。
ただ、小さいイボが数カ所しかないという方は、効果があると思いますし、なにより見た目が綺麗(絆創膏のような感じ)なのはありがたいですね。
「イボコロリ液」が解決に導いた
結果として、100個以上に増えてしまったイボ達を一網打尽にしてくれたのが、「イボコロリ液」でした。「サルチル酸」と呼ばれる、いわゆる皮膚を腐らせる薬です。市販で売られているくらいですので、それほど危険なものでは無いのですが、患部に毎日滴下をすることで、足を徐々に腐らせていきます。
見た目・臭いともに最悪ですが、全く痛みを感じなかったのがとても嬉いポイントでした。今まであんなに苦悩をしていたイボがあっという間にいなくなりました。
また、原因は分からないのですが、しばらくすると体にイボの抗体のようなものができ、小さいサイズのイボは、このイボコロリを使わなくても自然消滅していくようになりました。
簡単にイボを取るならヨクイニンではなくイボコロリ!
という事で、痛みを感じずに、且つすぐにイボを取りたいという方にはイボコロリをオススメします。ヨクイニンだけで治癒をしようと半年間頑張ったのが馬鹿みたいでした。なお、ヨクイニンは肌荒れにも効果があるようですので、飲む事自体にはデメリットはないと思いますよ!
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