【前編】特急踊り子号で行く、1歳児と行く極上の癒し旅 「下田大和館」は子連れ旅行に最高だった!アクセス〜チェックイン編

子育て
Life Magic編集部

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1歳児との初めての遠出。伊豆下田への家族旅行

子どもが1歳を過ぎたころ、「そろそろ家族で泊まりの旅行をしてみようか」と思い立ちました。

まだ歩き始めたばかり。騒いだり泣いたりすることも多く、遠出には不安がありましたが、「赤ちゃん連れでも安心して泊まれる宿がある」と聞いて選んだのが伊豆・下田の「下田大和館」でした。

子連れに優しいおもてなしで知られる老舗の温泉旅館。しかも海が目の前にある絶景ロケーション。「大人もリラックスできて、子どもも笑顔で過ごせる旅」を目指して、いざ出発です。

特急踊り子号の最後尾席はベビーカーごとOK!

東京駅から伊豆急下田駅までは、約2時間半の列車旅。利用したのは「特急踊り子号」。指定席を取るときに、SNSでよく見かける情報を思い出しました「最後尾の座席はベビーカーをそのまま置ける」という話。

実際に行ってみると、なるほど納得。最後尾の座席の後ろには、大きめの隙間があり、ベビーカーを畳まずに置けるのです。しかも通路をふさがない絶妙なスペース。これは小さな子連れには本当にありがたいポイントです。ベビーカーを収納したら、席に座ってひと息。

窓の外を眺める娘は、流れる風景に興味津々。お菓子をつまみながら、絵本をめくったり、お昼寝したり。親としても、身軽な状態で過ごせて、いつもよりずっと穏やかな移動時間でした。

伊豆急下田駅に到着。コインロッカーで身軽に観光!

終点の伊豆急下田駅に着くと、思ったよりもコンパクトで落ち着いた雰囲気。改札を出たすぐ横には、コインロッカーがずらりと並んでいました。キャリーバッグやリュックを入れられる大きめサイズもあり、鍵付きで安心。料金もリーズナブルです。

チェックインまで少し時間があったので、ここに荷物を預けて身軽に駅周辺を散策することに。ベビーカーだけを押して歩けるので、想像以上に快適でした。

駅から徒歩圏内には「ペリーロード」や「道の駅 開国下田みなと」など観光スポットがあり、海の香りを感じながらの散歩が気持ちいい。小さな子ども連れでも、荷物がないだけで自由度がぐんと上がります。

駅前には送迎バス。スタッフの笑顔で一気に安心

観光を軽く楽しんだあと、駅前に戻ると、すでに下田大和館の送迎バスが停まっていました。

ドライバーさんが笑顔で迎えてくれて、荷物の積み込みも丁寧。「赤ちゃんもいらっしゃいますから、ゆっくりで大丈夫ですよ」とやさしく声をかけてくださり、その一言だけで心がほどけました。

車窓から海が見え始めると、娘が「うみ!うみ!」と指差してはしゃぎ出します。旅のテンションが一気に上がる瞬間。ホテルまではわずか5分ほどでしたが、すでに“非日常”が始まっているような心地でした。

ロビーに着いた瞬間から癒しの時間が始まる

下田大和館の入口をくぐると、ほのかに漂うお香の香りと、木のぬくもりを感じるロビー空間。

チェックインの手続きをしている間に、スタッフの方がお茶と和菓子、おしぼりを出してくれました。このお茶菓子がまた美味しい。疲れた体にじんわりと染み渡ります。

そして、ここでまた感動ポイント。なんと、子ども用に小さなジュースまで出してくれたのです。

「お子さまもどうぞ」と差し出されたジュースに、娘はニコニコ。旅の最初の“おもてなし”で、親子そろって一気にリラックスモードに。

ロビーから見える白浜の海がまるで絵画のよう

お茶を飲みながらふと顔を上げると、ロビーの先に広がるのは白浜の絶景。ガラス張りの窓の向こうに、エメラルドブルーの海と真っ白な砂浜が広がっていました。

光の加減によって海の色が変化し、まるで絵画のよう。チェックインのひとときで、すでに「ここを選んでよかった」と確信。旅の疲れがスーッと抜けていくような不思議な感覚です。

お部屋は広々とした和室。子どもがのびのび過ごせる空間

案内されたお部屋は、畳敷きの広々とした和室。奥の壁一面が大きな窓になっており、外には雄大な海が広がっています。

昼間は明るく開放的で、夜になると月の光が海面に反射して、幻想的な雰囲気に。子どもがハイハイしても転んでも安心。畳の感触を楽しみながら部屋中を探検している姿を見て、親も思わず笑顔になります。

「これぞ日本旅館の良さだな」と実感しました。ベビーベッドはありませんが、布団を部屋の隅に寄せて並べれば十分。子どもを寝かせながら、夫婦でコーヒーを飲み、海を眺めてひと息。静かな空間に、心がほぐれていく時間でした。

設備も子連れ仕様。おむつ用バケツに感動!

滞在してまず驚いたのが、おむつ用の専用バケツが最初から用意されていたこと。これ、実はなかなか置いていない宿が多いんです。

使い終わったおむつの処理に悩む必要がないだけで、親のストレスが一気に減ります。さらに、子ども用の食器や踏み台など、必要なものはフロントで貸し出し可能。

「小さな子を連れていても安心してくださいね」というメッセージが、施設の隅々まで感じられます。子どもを歓迎してくれている——それがどれほど心強いか。この段階で、すでに“また来たい”という気持ちが芽生えていました。

部屋から見える景色と“静けさ”に包まれて

窓際に座って海を眺めていると、時間がゆっくりと流れていきます。ただし、ここで一つ正直な感想を。

部屋の中からは波の音は聞こえません。防音がしっかりしている分、とても静かです。その静けさがむしろ心地よく、子どもの昼寝を邪魔しないのがありがたいところ。

海を「見る」ことで癒され、夜には柔らかい照明の下で本を読んだり、お茶を飲んだり。派手さはないけれど、上質な落ち着きがある——そんな空間でした。

次回予告:露天風呂と絶品の部屋食へ!

この時点で、すでに「下田大和館すごい!」と感動しっぱなし。でも、本当の魅力はまだこれから。

次回の後編では、部屋付き露天風呂で過ごす贅沢な時間や、子どもも大人も笑顔になる部屋食ディナー、さらにキッズルームや周辺の観光情報まで、たっぷりご紹介します。

→ 後編:「絶景の露天風呂と部屋食で贅沢に。1歳児と過ごす下田大和館滞在記」へ続く!

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