お守り返納は郵送が便利 – 神社がどこでもまとめてお焚き上げ

購入から1年以上経過したお守り 収納術

毎年新しいお守りを買ったり貰ったりしていると、気付けばたくさんのお守りが収納スペースを圧迫します。お守りは購入した神社へ持っていけばお焚き上げしてくれ、郵送も受け付けてもらえます。しかし、様々な神社で購入したお守りを、一つ一つ手紙を同封し、それぞれの神社へ送るというのも少し手間が掛かります。実は、こういった様々な神社で購入したお守りやお札をまとめて一括でお焚き上げしてもらえるサービスがあります。お守りを購入した神社がどこでもOKというのが利用しやすい理由。当記事では、どこの神社のお守りでもまとめて郵送し、お焚き上げしてくれるサービスについて紹介します。

アウトドアと観葉植物が好きな37歳(男)。広告代理店勤務ですが、撮影スタジオのインテリア責任者も務めています。土日は釣り、テニス、カフェやインテリア雑貨巡り。30以上の観葉植物を生育中。スイーツ好きで、特にドトールのかぼちゃタルトが大好きです。慢性的な腰痛を直すために、日々姿勢改善など取り組み中。

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お守りをレターパックに入れて郵送するだけ

サービスの名前は「みんなのお焚き上げ」。お守りだけではなく、遺品や写真、手紙などの捨てにくいものをお焚き上げしてくれます。お守りであればレターサイズで十分ですね。

お守り送料込みのお焚き上げ料金

数にもよりますが、お守りであればレターサイズ1,650円で十分かと思います。

レターサイズレターサイズ L
1,650円2,860円
スマートレター
(A5サイズ)
レターパックプラス
(A4サイズ)
25cm×17cm
厚み2cm
重さ1kgまで
34cm×24.8cm
厚み制限なし
重さ4kgまで
みんなのお焚き上げ お守り向けの料金表(※税込、キット送料無料)

この料金には神社への郵送料からお焚き上げ供養料など全て含まれ、ここからさらに料金が追加されることはありません。お守り以外にも、手紙や写真など別のものを同封してもOKとのことです。

レターサイズは公式サイト、またはAmazonから購入すること

レターパックは郵便局で購入せず、みんなのお焚き上げ公式サイトから購入します。購入前に一度こちらのページからサービス内容を確認することをオススメいたします。問題なければ、通販サイトのように購入処理を進めるだけです。

みんなのお焚き上げサービスの利用の流れ
©︎ みんなのお焚き上げ

通販サイトのような感じですが、会員登録せずに決済することができます。また、支払いにはアマゾンクレジットカード、コンビニ決済、銀行振込、LINE Pay、PayPay、Amazon Payが使用可能です。

今回はPayPayでの支払いました。スマホではPayPayアプリが自動で起動され、パソコンからは画面に表示されたQRコードをPayPayアプリで読み込めばOKです。

みんなのお焚き上げサービスでパソコンに表示されたPayPay決済画面
みんなのお焚き上げサービスでパソコンに表示されたPayPay決済画面

Amazonで購入処理なら決済簡単

Amazonアカウントを持っていれば、名前や住所などは登録データを引き継ぎ、入力不要で便利です。

届いたレターパックに入れて送付

決済処理をして数日でレターパックが手元に届きます。10個前後お焚き上げできていなかったお守りをレターパックに入れましたが、お守りを入れるのに保管していた紙の包みから出してもその容量はギリギリでした。10個以上ある場合や、少し大きめのお守りがある場合はレターサイズLの方にした方がいいかもしれません。

お守りを保管していた紙の包みから出しても10個のお守りを入れるとギリギリだったレターパック

同封されている申込書に下記の必要事項を記載します。

  • 連絡先
  • お焚き上げ供養証明書の送付を希望するかどうかのチェック
  • お焚き上げの様子の写真/動画の撮影を希望するかどうかのチェック
  • 祈祷時に読み上げる姓名をひらがなで
  • 預ける品
  • 預ける品への感謝の想いなどのメッセージ

申込書とお守りを入れた袋をレターパックの中に入れ、レターパック表紙にお焚き上げシールを貼ります。送付元を記載すればあとは投函するのみです。

みんなのお焚き上げへ送付準備ができたレターパック

お守りは何年も持つ?お守りの効力

様々な宗派や神社の公式サイトを確認し、そのほとんどがお守りの効力の目安を1年としていました。ですが、拝見しているとその理由はまちまちで、1年とする理由に決まりがありませんでした。その中で、1年とする理由として最も多かったのが「神様の魂が宿るお守りは常に綺麗・清潔を心がけ、維持する」ために、年末に蓄積した穢れ(けがれ)をお焚き上げし、新しく清らかなものへと入れ替える日本の古来から続く習慣に基づくものでした。中国からの習慣によるものや言い伝えごとに多少の違いはありましたが、お守りやお神札など神様には常に綺麗な場所にお祀りするのは当然ですね。

ここに一つ、興味深い内容があったので紹介します。要約すると、お守りの期限は持ち主が決める、というものです。

お守りはお守り袋がきれいであれば、2年でも3年でも肌身に持ってくださってかまわないと思います。お守り袋が汚れ、神様に忍びないと感じたら、その気持ちに従ってください。神社に返納してお焚きあげを行い、新しい気持ちでお守りをお迎えするのがいいですね

ガズ「目安は年に一度?「交通安全のお守り」の豆知識と付き合い方」内 大國魂神社 権禰宜の猿渡さんのお話より

物理的な汚れ以上に、お守りに対しての自分の気持ちが重要ということですね。解釈にもよりますが、何年も持つか?というよりはそのお守りに対しての気持ちが大事であり、そのお守りへの想いが強く、ずっと持っていたいものなのであれば、常に綺麗・清潔を保ち、保ち続けても構わないということと思います。タンスの奥にずっと置いたままにしておくのは忍びないならばお焚き上げすることが神様への礼儀。逆に、大事な人から貰った唯一無二のお守りで、ずっと大事に所持していたいならば無理やり1年でお焚き上げする必要はないということです。

お守りの返納は郵送でお焚き上げし、ずっと所持していたいもののみ手元に

年一回習慣的に買うお守りは、神様の宿る場所を清潔に保つためにも一年でお焚き上げするのが良いでしょう。これまでのお守りが溜まってしまっている場合には、「みんなのお焚き上げ」というサービスでまとめてお焚き上げするのがとても便利です。ぜひ、ご活用ください。

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