頭を打つと危ない場所 – 子供が怪我しやすい家具や部屋の部位

テーブルの角に貼り付けたコーナーガード 子育て

歩き始めた赤ちゃんや走り回るようになった子供は、大人が気をつけていないと簡単に怪我をします。擦りむいたり軽傷ならいいのですが、子供は大人と違って大胆にコケるので、室内でも気をつけなければなりません。当記事では、子供が怪我しやすい部屋の部位や家具のチェックリストを紹介します。大怪我に繋がる前に未然に防ぎましょう。

アウトドアと観葉植物が好きな37歳(男)。広告代理店勤務ですが、撮影スタジオのインテリア責任者も務めています。土日は釣り、テニス、カフェやインテリア雑貨巡り。30以上の観葉植物を生育中。スイーツ好きで、特にドトールのかぼちゃタルトが大好きです。慢性的な腰痛を直すために、日々姿勢改善など取り組み中。

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頭を打つと危ない場所のチェックリスト

子供が頭を打つケースは、必ずしも子供自身が歩いたり走ったりしている時だけとは限りません。ソファや食卓で寝てしまった時や大人がおんぶしている時など、想定していないときに打つことも考えなければなりません。

テーブルの角

言わずもがな、テーブルの角ですね。リビングのローテーブルはもちろんのことですが、子供の背丈では到底届かないダイニングテーブルもケアすることをオススメします。例えば、おんぶしたまましゃがみ、立ち上がるときふとバランスを崩して子供の頭がテーブルの角にぶつかる、なんていうことも。子供をおんぶしたまま、しゃがむかな?と思いますが、ふとそんな想定していないタイミングで事故が起きてしまいます。

玄関ドア

玄関は子供にとって危険な場所がたくさんあります。3歳の頃の個人的な経験ですが、外出しようと親に靴を履かせてもらった後、ドアが開いている玄関を飛び出そうとしたら嬉しさのあまりに勢い余って大胆にコケて、玄関の角と歯で唇を噛んでしまい、数十針縫ったという経験があります。親が付いていて、靴も履かせてもらってそれです。そのくらい、玄関には角や挟むものがたくさんあるため、一番気をつけなければなりません。

上がり框(かまち)

上がり框と呼ばれる、下足から上がる境目は子供目線で見て一番頭を打ちそうな場所ですよね。最近建てられた住居は玄関からの段差はほとんどありませんが、大小関わらずその段差は紛れもなく子供にとって危険な角です。

子供が頭を打ちやすい場所・上がり框
下足を脱いで上がる敷居の角「上がり框」は頭を打ちやすい危険な場所

開けたドアの下

まさにこの部位に唇を打って何十針も縫いました。当時3歳だったので個人的には覚えていないですが、車に荷物を積むためにドアを開けていて、運悪くそこでコケてしまったようです。「基本的にはドアは閉めているし、常に親や大人が着いていながら手を繋いで外に出るから大丈夫でしょ」と思うのですが、やはりここでも予想外な展開から大怪我に繋がりました。

玄関のドアを開けたときに見える出入り口の角

敷居の横の柱

部屋と部屋の間には敷居がありますが、敷居自体には段差もなく角もないと思います。危ないのはその横の柱。ある程度角は削られていますが、伝え歩きから壁がなくなるこの場所はバランス崩してコケやすい場所です。

敷居の横の柱は子供が頭を打ちやすい場所
敷居横の柱は角が削られているとはいえ、子供が頭を打つと危ない場所

窓の鍵

窓の鍵は意外と尖っていて、鋭利な危ない場所です。ここで大胆にコケてというよりは、伝え歩きから滑ってコケる時にガンッと打つといったことが想定されます。割と尖っているため、皮膚を切ってしまう可能性があるので気をつけたい場所です。

窓の鍵

階段

階段は頭を打つというより落下の恐れがあるので、小さい幼児は行けないように柵をしているかと思いますが、一軒家でまだハイハイや伝え歩きでは2階に行けないだろうと柵なしの状態にしている方もいると思います。登れるかどうかではなく、1〜2段目の角が危ないです。また、自分で階段の上り下りをする頃になると、その危険度は増します。万が一の時に怪我を最小限に食い止めるには、角を取り払うことでしょう。後に紹介するコーナーガードで全ての階段の角にカバーをしましょう。

階段を下りる子供たち

子供を角から守るコーナーガード・クッション

角になっているとこにはコーナーガードを使用しましょう。テーブルの角のような直角の角にはコーナー用のものが良いでしょう。100円ショップでも売っていますが、剥がれやすく煩わしさを感じます。Amazonでも多くの人が良いレビューをしているオススメのコーナーガードを紹介します。

階段のような角には、好みの長さでカットできるコーナーガードが良いでしょう。

頭を打つと危ない場所は想定できる

頭を打つと危ない場所は、当記事で示した場所を中心に見直し、対策を施しているうちに他の部位にもケアが必要であることに気付けたりします。大事なのは子供目線で、伝え歩きや目の位置が低いところでしか見えない角が存在します。もし、親戚の子供が遊びに来るといった普段子供と一緒に過ごしていなくて想像しにく場合には、親に直接聴くとより的確なアドバイスを受けられるでしょう。ご参考にしてください。

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