豆乳ヨーグルトの作り方 – ヨーグルトメーカーの温度や保温時間は?

ヨーグルトメーカーで作った豆乳ヨーグルト レシピ

豆乳ヨーグルトをヨーグルトメーカーで作る場合、作り方は通常の牛乳で作る場合と同じで良いのでしょうか?当記事では、普段はヨーグルトメーカーを使って牛乳からヨーグルトを作っているという方や、そもそもヨーグルトを初めて自分で作るという方向けに、豆乳ヨーグルトの作り方を紹介いたします。使用する市販のヨーグルトの種類によって菌の種類も違うため、細かくはメーカーごとに多少の差異が生じるかとは思いますが、今回は比較的多くのスーパーで見かける無調整豆乳と豆乳ヨーグルトを使用して作る場合のレシピを紹介いたします。

アウトドアと観葉植物が好きな37歳(男)。広告代理店勤務ですが、撮影スタジオのインテリア責任者も務めています。土日は釣り、テニス、カフェやインテリア雑貨巡り。30以上の観葉植物を生育中。スイーツ好きで、特にドトールのかぼちゃタルトが大好きです。慢性的な腰痛を直すために、日々姿勢改善など取り組み中。

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ヨーグルトメーカーで作る豆乳ヨーグルトのレシピ

ヨーグルトメーカーで作る豆乳は調整豆乳?無調整豆乳?

調製豆乳と無調整豆乳どちらを使用してもOKというレシピをよく見ますが、両方試した結果、圧倒的に無調整豆乳の方がキレイなヨーグルトとして完成しました。調製豆乳の方は固形になりきらず、水分を多く含んだ、飲むヨーグルトっぽい仕上りとなってしまいました。

調製豆乳を使用して失敗した豆乳ヨーグルト
調製豆乳を使用して失敗した豆乳ヨーグルト

これは、調製豆乳はその名のとおり製品になるまでに味や成分などを色々調整され、味わいやすくされた豆乳なので、含まれる菌などのバランスが本来のオーガニック豆乳とは違うためです。豆乳ヨーグルトとして使用するのは無調整豆乳を使用し、後からハチミツを入れるなど味の調整をすることをオススメします。

ヨーグルトメーカーで作るヨーグルトには無調整豆乳を使用する
ヨーグルトメーカーで作る豆乳ヨーグルトには、豆乳ヨーグルトとオーガニック成分無調整豆乳を使用
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豆乳で作る際の設定温度、分量、保温時間

ヨーグルトメーカーが推奨する設定温度に違いがありますが、色々設定温度を変化させて試してきた結果、43℃が最も安定した完成度で作れたことが多かったように思います。なお、使用する豆乳やヨーグルトの量が増減すると、必要な保温時間も増減します。

豆乳の分量保温時間
1パック(1000ml)8時間
半パック(500ml)4時間
ヨーグルト1つ(112g)に対しての豆乳の分量と保温時間目安

例えば、就寝中の6時間で完成させたい場合はR1ヨーグルト1つと豆乳4分の3(750ml)を使うと、ちょうど起きた頃に保温完了となる計算です。ただし、冷やして食べる方がほとんどかと思いますので、起床後すぐに食べられるようにするには前日から作っておく必要があります。大体の目安として、ヨーグルトのグラムに10倍した豆乳の分量(ml)なら8時間で完成、という計算式になります。

ヨーグルトメーカーの1つ、アイリスオオヤマからは「ヨーグルト100g、豆乳900mlで9時間、ヨーグルトメーカー設定温度42℃」というレシピが公表されていますが、この小さな差は牛乳と豆乳の違いかもしれません(参照:IRIS OYAMAのヨーグルトメーカーレシピ)。

作り方手順

作り方の手順は牛乳で作る際と違いはありませんが、自分でヨーグルトを作る際に一番気をつけていただきたいのは、殺菌処理です。ヨーグルト菌が培養しやすい温度にすることでヨーグルト菌が繁殖しますが、同時に雑菌も繁殖しやすいということを忘れてはなりません。ヨーグルトと豆乳を混ぜる際に雑菌も入ってしまわないよう、細心の注意を払うことで、本来のヨーグルトの効果を発揮するようになります。

1. 混ぜる容器やスプーンを殺菌処理する

豆乳とヨーグルトを混ぜ合わせる際に使用する容器とスプーン、そしてレンジで豆乳を温める際に使用するコップを熱湯で殺菌処理します。

ヨーグルト作りで使用する容器とスプーンを熱湯で殺菌

混ぜ合わせるスプーンはヨーグルトメーカーを購入した際にセットで付属しているスプーンを使用すると、混ぜ合わせやすい長さで、プラスチックなので殺菌処理時に熱くなって持てなくなるということがありません。そのあたりも考えてメーカーが付属してくれたものと思われます。水を切ったら清潔なキッチンペーパーで水滴を残さず拭き取ります。

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2. 豆乳を温める

豆乳を温めずにヨーグルトを混ぜても完成はしますが、ヨーグルトメーカーで温め始めた瞬間から設定温度に近しい温度にすることで、より安定した完成度へ近づけることができます。感覚的に、自分の手の温度より少し温かいくらいにするとOKです。レンジの設定ワット数により温まる温度に差異は生じますが、厳密にしすぎなくてOK。温まりすぎない、約1分ほど温めてあげるだけでOKでしょう。

3. 豆乳とヨーグルトを混ぜる

シャカシャカと振りすぎると良くないのかと思いがちですが、しっかり振り混ぜた方が完成度が高くなるケースが多いです。蓋をしっかり締め、シャカシャカと振り混ぜましょう。

4. ヨーグルトメーカーに容器をセットし、保温開始

振り混ぜた後、そのままヨーグルトメーカーに容器をセットし、分量に応じた設定で保温を開始ください。保温が完了してヨーグルトが市販のヨーグルトと同じくらいの固まり具合となっていれば完成です。

しっかり固形となって成功した豆乳ヨーグルト

万が一この状態でふにゃふにゃしていたり、固まり具合が悪いと感じる場合は、殺菌処理や分量、保温時間が的確でなかったと判断できます。新しい市販ヨーグルトを購入し、再チャレンジしてみてください。

ヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトを種にできるのか

ヨーグルトメーカーで作ったヨーグルトを種、つまり半永久的に、無限にヨーグルトを培養できるかですが、結論できます。殺菌処理を怠らずやり続けることで無限に培養は可能と考えます。ただし、当初購入した時のヨーグルトと成分は変化しているでしょう。菌は繁殖しやすい温度に違いがあるため、同じヨーグルトの中に入っている菌でも43℃で繁殖できなかった菌が存在すると、ヨーグルトを作るたびにその菌は徐々に減っていくということになります。全ての菌が市販と全く同じでなくてもOKという方には、無限にヨーグルトを培養し続けることにチャレンジしてみましょう。ただし、どこかのタイミングで雑菌が入ってしまうリスクも考えると、定期的に種となるヨーグルトは市販のヨーグルトにして作り直すことをオススメします。

豆乳ヨーグルトは作り方に少々のコツを取り入れると完成度を高められる

普段から牛乳を飲まない方にとっては、豆乳ヨーグルトで美味しく食べたいですよね。手作りヨーグルトの完成度を高める秘訣は、殺菌処理と設定温度の2つだと考えます。うまくいかないなとお思いの方は殺菌処理から始め、設定温度も1℃、2℃変化させてみることをオススメします。逆に保温時間は長すぎるのは良くないかもしれなしですが、少々誤差があっても大きく変化しません。ぜひ、お試しください。

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