ミニトマトの一番花 – 花が咲いたら取るべき2つの選択

ミニトマトの一番花 家庭菜園

ミニトマトを育て始めて最初に咲く花の一番花(いちばんか)が咲いたら、摘み取るかそのまま実がなるまで育てるかの2つの選択があります。それぞれ、どのように育てたいかによって選ぶことができます。当記事では、ミニトマトをどのように育てたいかに合わせた一番花に対しての扱い方について紹介します。

アウトドアと観葉植物が好きな37歳(男)。広告代理店勤務ですが、撮影スタジオのインテリア責任者も務めています。土日は釣り、テニス、カフェやインテリア雑貨巡り。30以上の観葉植物を生育中。スイーツ好きで、特にドトールのかぼちゃタルトが大好きです。慢性的な腰痛を直すために、日々姿勢改善など取り組み中。

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ミニトマトの一番花を摘み取る

ミニトマトの茎から新たな芽を生えさせ、どんどん大きくしてミニトマトの実をたくさん収穫したいという場合には一番花を摘み取るのが良いでしょう。茎から出てくる新たな芽を脇芽と呼びますが、この脇芽がたくさん増えることによって株はさらに大きく育ちます。

一番花を摘み取ってもまた新たな花が咲く

一番花を摘み取った数週間後にはまた新たな花が咲きます。一番花が生えていたところには咲きませんが、そこからやや上に二番花が咲くでしょう。実をつけなくなるということはありません。

庭や畑があるなら花を摘み取って大きく生長させるのもあり

ミニトマトはよほど環境が悪くない限り著しく生長する野菜です。子孫を残すために花を咲かせ実をつけますが、花が摘まれることで子孫繁栄が難しいと判断し、自分の生き残りを考えるようになります。つまり、自分自身が大きく育ち生命力を付けることに集中するようになるということです。マンションのベランダや室内での水耕栽培では難しいかもわかりませんが、庭や畑に植えている場合は大きく生長させて収穫量を多くするのもありでしょう。

1本から数百個以上のミニトマトがなることも

1本のミニトマトが1〜2mの大きさにまで生長した場合には、1シーズンで数百個以上のミニトマトの収穫量になることもあります。大きくしすぎて背丈が届かないほどにしてしまうと収穫しにくくなるので適度な大きさで留めた方が良いですが、一家では食べきれないほどの量になるかも分かりません。ご近所へのおすそ分けができる環境なら、自分の背丈ほどの大きさにまで育てるのもいいかも分かりませんね。

実をつけたたくさんのミニトマト

ミニトマトの一番花は摘み取らず結実させる

一番花を摘み取ることで苗を大きくする方へと栄養を使わせられますが、マンションのベランダや室内での水耕栽培でミニトマトを生育している場合には一番花は摘み取らず実をつけさせた方が良いでしょう

一番花を摘み取ると大きくならなくなる?

一番花を結実させたとしてもある程度はまだ大きくなります。一番花を摘み取るよりは大きさ的に小さくなりますが、それ以上大きくならなくなるということはないでしょう。

仮に大きく育たなくなってしまったら

苗の数を増やすという方法もあります。ミニトマトは種植え以外にも、脇芽を切って土植えや水挿しすることで新たな根っこを生やし、新しい株に生長させる方法など様々な方法で増やすことができます。分散させることで、どれかが萎れてしまっても定量的な収穫量を確保することができるでしょう。

だいたいの人は摘み取らない

ミニトマトの生育に慣れている人ほど摘み取らない傾向にあるように思います。あまり細かいことは気にせず、そのままミニトマトが生長する姿を見守るくらいの気持ちで十分。大きく育ちすぎてしまったら剪定するなど後から考えれば良いです。

ミニトマトの一番花は基本的にそのままに

一番花を摘み取っても、新たに二番花がすぐ生えてきます。一番花を摘み取る・摘み取らないの選択によってその後株が大きくなるかどうかが変わりますが、よほど大きくしたいという理由がない限りはそのままで良いでしょう。

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